清原さんは福岡県出身で、実家は非農家です。大学では食料生産への興味から水産養殖を学び、真珠の養殖会社に就職。しかし、夢との食い違いを感じるようになり、同じ食料生産の農業に興味を持ちました。転職サイトで山都町のトマト農家の求人を見つけ、5年前に雇用就農されました。山手の夏秋トマトの規模感や暖房が不要な点が自分に合っていると感じたそうです。同時に山都町に移住されました。
トマトの技術が向上し、地域とのつながりも深まり、もともと独立自営したい気持ちもあったことから、4年間勤務したトマト農家から独立して、今年4月就農されました。夏秋ミニトマト10aの栽培で、1年目としては思ったより良くできたとのこと。
今後しばらくは規模拡大はせず、低コストで、農薬を減らした安全・安心なミニトマトを栽培したいとのことです。また、つてもなく来たのに迎え入れてくれた地域に微力ながらも貢献していきたいとも言われています。