くまもとふるさと食の名人
坂口 米子さん
上天草市松島町 ぶたあえ
活動紹介
天草地域では、ナスと季節の野菜に、昔は高価で手に入りにくかった豚肉に代わり、沿岸で獲れる“タコ”を味噌と炒め合わせた「ぶたあえ」が各家庭で親しまれてきました。
この郷土の味を子供たちに受け継いでもらいたいと、坂口さんは「くまもとふるさと食の名人」になる以前から、小中学生や高校生に30年以上にわたり郷土料理を伝承されてきました。現在は学校の統廃合が進み、小学生のみとなっていますが、会長を務める婦人会の皆さんと“ぶえん寿司”などの郷土料理を学校等と連携して教えられています。
このほか、JAで毎週土曜日に開催される朝市で野菜を売るのが楽しみという坂口さん。「上天草市で郷土料理の祭典を開催するのが夢」と優しい笑顔で語られていました。
(紹介:天草広域本部 農業普及・振興課)
材料(4人分)
ナス(中)3本
ピーマン 2個
タコ(塩ゆでしたもの)足2本
味噌 大さじ2
みりん 大さじ1
砂糖 大さじ1
鷹の爪 少々(お好みで)
作り方
(1)ナスは縦半分に切ってから、5㎜ほどの厚さで斜めに切る。ピーマンは縦に4等分し、横に2等分する。
(2)タコはぶつ切りにする。
(3)フライパンにサラダ油を適量入れ、①のナスを加えて炒める。
(4)(3)に(2)とピーマンを入れ、軽く炒め、合わせておいた調味料を加えてさっと混ぜ合わせれば出来上がり。
※お好みで鷹の爪を加える場合は、輪切りにして調味料と一緒に入れる。
ココがポイント
★タコは炒めすぎると固くなるので、軽く炒める!