吉田 海都さんは、菊池市旭志出身で、県立農業大学校卒業後、大津町にあるネットワーク大津㈱に入社し、現在6年目を迎えています。吉田さんは、地下水涵養効果の高い白川中流域で生産する飼料用米等を発酵させた牛のエサであるTMR(Total Mixed Ration)製造を担当されています。
TMRは、地域内の畜産農家に供給されており、吉田さんは農家の意見を聞きながら、品質向上に努めるだけでなく、供給拡大のためにチラシや動画を使ったPRなど、日々工夫を凝らしながら取り組まれています。この努力によりTMRの品質は年々向上し、地域の畜産農家からの信頼も厚くなっています。
また、就農時から菊池地方4Hクラブに入会され、副会長を務めています。クラブ活動を通じて仲間作りに励むだけでなく、研究プロジェクトを通したTMR製造のレベルアップにも積極的に取り組まれています。