「ヒゴムラサキ」と果形や食味等の果実品質はほぼ同様で、同品種と比べて
・果皮色の着色性が優れています。
・舌出し果の発生が少なくなっています。
・収量は増加傾向で秀品率が向上しています。
※準高冷地域の夏秋栽培に適する品種です。
ヒゴムラサキ2号
研究のねらい
平成13年に育成した「ヒゴムラサキ」は、軟らかな肉質と良食味の果実特性を有する一方、弱光や高温の影響等によって果皮色が薄くなりやすいことと、乱形果の一種でへた下から突起が生じる舌出し果の発生により外観品質が低下することが課題となっていました。
そこで、「ヒゴムラサキ」の軟らかい肉質や良食味の果実特性を維持しながら、果皮の着色性の工場と舌出し果の発生を減らした品種の育成に取り組みました。