熊本VB04

研究のねらい

近年のニガウリは、健康野菜の一つとして注目を浴びています。国内で流通しているのは緑ニガウリが大半で、白苦瓜は、一定の需要はあるものの産地はありません。また、市販の白ニガウリは、熊本県で普及している緑ニガウリに比べて収量が少ない状況にあります。そこで、今後のニガウリ消費の安定や拡大を図るために、多収の白ニガウリを育成しました。

特性

可販果収量は、「白れいし」(タキイ種苗株式会社)に比べて多収で、「えらぶ」(八江農芸株式会社)とほぼ同等の収量です。
果実色は白色で、果実は肩が張る紡錘形になり、「白れいし」に比べて細長い形状です。

果実
着果状況

その他の野菜