熊本VS02E

研究のねらい

夏秋期のイチゴは国内生産がきわめて少なく、安定生産できる有望品種はほとんどありません。熊本県は阿蘇地域を中心とした夏秋穫り栽培が可能な準高冷地があるため、夏秋期に食味が良く安定生産可能な観光用イチゴ品種の要望がありました。そこで、高原地域において夏秋期に生産できる、日持ちが良く、美味しい四季成り性イチゴを育成しました。

特性

糖度が高く酸味が少ないので、食味が優れています。
果実の中まで赤く、カットでの利用など用途幅が広くなります。
果実が硬くて大きく円錐型で、ボリュームがあります。
草勢が強く、商品果収量が多くなります。

果実
果実の内部