肥のあすか

研究のねらい

11月上旬から出荷されている本県産「興津早生」は、成熟期に達していないことから、着色・食味不足が指摘されています。
そこで、この時期に完全着色し、高品質で食味が良く栽培しやすい早生温州を育成しました。

特性

「興津早生」に比べて着色が1週間早く、果皮色が濃くきれいです。
じょうのう膜(中袋)が薄く、食味がまろやかです。
11月上旬には成熟し、出荷が可能で、糖度は「興津早生」と同程度、酸味はやや低くなります。
樹勢が強く、栽培しやすい早生温州です。