私は天草で生まれ育ち、高校卒業後は約10年間自動車メーカーに勤めていましたが、両親が農業を営んでいたこともあり、自分も天草で農業をしたいと思うようになりました。就農相談をする中で、サポートの手厚いミニトマトが一番安心して栽培に取り組めると考え、品目を決定し、20ａに取り組みました。
就農後は、大雨によりハウスが浸水し、排水対策に苦労をするなど農作業の大変さを感じつつも、地域の方々の温かい支援を受けながら、日々の管理に取り組んでいます。
ミニトマトの購入者からは、「原田さんのミニトマトが一番！」「トマトは苦手だけど、ここのミニトマトは美味しい」といった声があがり、今では県外にまでファンが広がっています。
今後は、減化学肥料・減農薬の栽培を実施し、環境にやさしい農業と高糖度ミニトマト生産の両立を目指していきます。

（紹介：天草広域本部　農業普及・振興課）