キラッと輝く女性たち

路地ミカン、ハウスミカン、不知火

熊本市 夫婦で仲良く仕事を

小崎 冷子さん

プロフィール
○家族構成 夫、子供2人
○経営品目 露地ミカン 3.1ha、ハウスミカン 38a、不知火 80a

はじめに

今回は、熊本市河内町で温州ミカンを夫婦で栽培されている小崎冷子さんを紹介します。
熊本市は県の北西に位置しており、有明海に面する金峰山系の西南に広がる裾野に、ミカン園が広がっています。河内町の温州ミカン栽培は、天明2年(1782年)から始まっています。歴史ある日本有数の産地です。

夫婦でミカン栽培

冷子さんは結婚してから農業に携わり、「ミカンの収穫だけが管理作業だと思っていた。実際に働いてみると、農業は天候に左右され、誰かが必ず管理をしないといけない。夫婦二人でゆっくり過ごす時間があまり取れなかった。そんな慣れない生活の中で、夫の守充さんと家族の支えがあって、今まで元気に働くことができた。」と話します。
小崎さん夫婦はハウスミカンの収穫が一段落したお盆過ぎに空き時間を見つけて夫婦で旅行するなど、夫婦仲良く過ごしています。

写真1 ハウスミカンの様子
5月中旬になると着色が進み始める

仕事でのこだわり

小崎さん夫婦は露地栽培に加え、ハウスミカンの栽培も行っています。ミカンの栽培は一年を通して行うため、ハウスミカンの収穫と露地の病害虫の防除が重なる時期が繁忙期です。適期の防除や管理を心がけながら、労力削減や病害発生などのリスク軽減に取り組んでいます。知人等から樹園地を譲り受け、栽培面積が増えたので、従業員を雇って、労働力を補完しています。毎朝その日のお互いの管理作業を確認し、話し合いながら役割分担し、笑顔で協働しています。

大切にしていること

冷子さんが仕事を行う上で最も大切にしていることは「気遣い」です。後継者がおらず、現在周年で男性2人、秋の収穫期から女性2人の従業員を雇用しており、各々が自分の判断で管理作業ができるように従業員に対して栽培管理の指導を行っています。「人を育てないと」という力強い言葉にあるとおり、将来を見据えて、人材を育成しています。また、「働きやすい職場であれば、たくさんの方が来てくれる」そう語る冷子さんは、笑顔で皆に応対し、休憩の時間には、従業員の方々とのコミュニケーションをとり、楽しく働ける雰囲気づくりを心掛けています。
従業員だけでなく、ご自身もけがや病気をされないよう健康管理に気をつけています。従業員が笑顔で働き続けるためには小崎さん夫婦自身の健康が大切です。

写真2 栽培管理を行っている冷子さん

これから

冷子さんは、現在ハウスミカンレディース部長をされ、2期目となりました。女性部員全員で生育状況の巡回を行うなど精力的な活動を行っています。冷子さんは「家族のため、生活のために良いミカンを作りたい」、守充さんは「ハウスミカンはミカン作りの究極であるから、プロ意識を持って作業を行いたい」と抱負を語ります。
いくつもの賞を受賞されており、「生活のために良いミカンを栽培しているが、賞をもらうことで、評価をいただき、より仕事に精が出る。」と意欲的です。これからも良いミカン作りのために、夫婦と従業員で楽しく働きたいと笑顔で話される姿は、まさにキラッと輝く女性です。

写真3 小崎氏の温州みかん園

(紹介 県央広域本部 農林部・農業普及・振興課)

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