産山村では、体験型ワークショップとして年に1回ほどこんにゃく作りの講習会を開催しており、お二人は講師として指導されています。
お二人が作ったこんにゃくは、村のイベント「フリマinうぶやま」や「よかとこ祭り」などで販売しています。「道の駅 波野 神楽苑」でも1個180円で販売していますので、みなさんもプルプルした自家製こんにゃくをぜひご賞味ください。
くまもとふるさと食の名人
井 紀和子さん・西林 キヌ子さん
産山村 こんにゃくの酢味噌和え
活動紹介
(紹介:県北広域本部 阿蘇地域振興局 農業普及・振興課)
材料
こんにゃく
こんにゃく芋 1kg(約4個分)
クヌギの木
こんにゃくの酢味噌和え
こんにゃく 500g
味噌 100g
砂糖 大さじ4
酢 大さじ1
作り方
こんにゃく
(1)クヌギの木を燃やして灰にしておく。
(2)灰1kgに対し水3Lの割合で鍋に入れ沸騰させ、ざるの上に新聞紙3枚、手ぬぐい1枚を重ね濾過機を作り、灰を濾し、灰汁を作る。
(3)こんにゃく芋を箸がささる程度の固さになるまで煮る(約30分)。
(4)(3)のこんにゃく芋と50~60℃のお湯3000ccをミキサーにかけ(30秒程度)、弾力がでるまでこねる。(※こんにゃく芋1kgに対しお湯3000cc)
(5)(4)に(2)で作った灰汁を、数回に分け固さを見ながらこね合わせる(1kgに対し灰汁150~180cc) 。
(6)こねたこんにゃく芋を中の空気を抜きながら丸め、50分以上茹で、冷水で30分程度芯まで冷やす。
こんにゃくの酢味噌和え
(1)こんにゃくを薄くスライスする。
(2)味噌、砂糖、酢をよく混ぜ、(1)と和える。
ココがポイント
・クヌギの灰は完全に燃えて灰になったものを使用する(炭が混ざらないように)。 灰汁の濃さでこんにゃくの固さが変わります。