昭和62年5月、旧JA矢部町の声掛けにより大久保さんは6人の仲間と生活研究グループ「さつき会」を立ち上げました。会員7人で共同出資して加工所を設立し、約20年間会長を務められました。さつき会は、地元である旧矢部町の農産物利用推進をモットーに、巻きずしや山菜煮しめ等を作り、JAやデパートの特産品売り場等で販売をされました。現在は会員の高齢化のため、加工所はJAかみましきが運営していますが、日々たくさんの加工品が生産されています。
今回紹介するそうめんカボチャの酢漬は、カボチャのシャキシャキ食感にしょうがの風味が効いた甘酸っぱい味で食欲が増します。子供から高齢者まで幅広く食べられており、特にβ―カロテンを含むカボチャに酢としょうがが加わり疲労回復にはもってこいです。皆さんも是非お召し上がり下さい。
くまもとふるさと食の名人
大久保 艶子さん
山都町 そうめんカボチャの酢漬
活動紹介
(紹介:県央広域本部 上益城地域振興局 農業普及・振興課)
材料
そうめんカボチャ 1個
酢 お好み
砂糖 お好み
新生姜 お好み
作り方
(1)そうめんカボチャを3~4cm幅に輪切りにして、種を取り除く。
(2)お湯を沸騰させた鍋で5~6分間ゆがく。
(3)冷水に漬けて、皮を剥いで実をほぐす。
(4)ザルに上げた後、お好みの量の酢、砂糖、千切りにした生姜で酢漬けにする。
ココがポイント
・お湯でゆがく際、柔らかくなりすぎないよう注意する。
(箸が通るようになればお湯からあげる)
・酢漬け以外にも、そうめんつゆやポン酢をかけて食べてもおいしい。