中神仁志さんは球磨郡多良木町でご両親とともにトマト、ズッキーニの栽培とブロイラーの飼育を営んでいます。
令和3年に農業大学校を卒業後、お父さんが経営する株式会社中神農園に後継者として就農されました。今後、2~3年以内に経営移譲を行う予定であり、栽培・経営に関して猛勉強の日々を送っています。
仁志さんは農大の時、省力化を目的としたトマトのNターン誘引について研究していたため、就農後、実際にこの誘引法を我が家の栽培に取り入れ、効率的なトマト栽培を実践されています。現在は球磨地方4Hクラブのプロジェクト活動の中で、我が家の経営について分析を行うなど、すでに将来を見据えて日々の業務と勉強に励んでいます。
目標は、新しい品目に挑戦し規模を拡大していく予定と話す仁志さん。今後も地域の若手として、活躍されることを期待しています。