原田祥太郎さんは、菊池市で両親・弟と、ブドウを中心にトルコギキョウや小物野菜など約3haを栽培されています。ブドウ農家の五代目として、中学生の時に農家を継ぐことを決め、県立熊本農業高校から岡山県立農業大学校へ進学して果樹を学ばれました。卒業後、さらに見聞を広めるため、アメリカの農場で2年間の研修を受け、平成30年に就農されました。アメリカの農場は広大で、日本とはまるで別世界の農業を実感したそうです。そして、同じ農場の研修生だった洋美さんと出会い、帰国後に結婚されました。
ブドウは「巨峰」主体に「シャインマスカット」など10品種あり、8月から10月まで販売されています。祥太郎さんは「お客様が買いに来て喜んでもらえることが農業の楽しさ・やりがい」だと感じているそうです。昨年はコロナ禍の中で直売所の感染防止対策に努め、オンライン販売も始められました。
フレッシュな人たち
ブドウ・トルコギキョウ・小物野菜
菊池市 原田 祥太郎さん・洋美さん
また、昨年入会した菊池地方4Hクラブでは、仲間作りに加えて、先輩クラブ員から知識や心構えを学ぶ機会になっているそうです。
さらに、販売期間を延ばすために栽培を始めたモモやイチジクは、今年から販売を開始されます。初めて栽培する品目で分からない点は多いですが、お客様との絆を大切に、今後も前向きに、楽しく農業に取り組んでいきたいとのことです。