山本 章太さんは水俣市で不知火73aを一人で栽培しています。
子どもの頃から両親の農作業を手伝う中で農業を身近なものに感じていたことと、家族との時間を大切にしたいとの思いから脱サラをして、1年半の研修の後に令和2年11月に独立就農をしました。
就農2年目になる現在は、知り合いの先輩農家から技術を学ぶことを心がけており、栽培管理のお手伝い等を通じて積極的に情報収集を行っています。さらに、令和3年度から芦北地域の新規参入者が集う組織の会長に選任され、地域の担い手と共に切磋琢磨しながら、日々農業に励まれています。
「今後は、規模を拡大して経営を安定させ、将来的には地域農業の活性化のため研修生を受け入れられる農業経営を目指したい」と意欲的に取り組まれており、周囲から地域農業の期待の担い手として熱い視線が注がれています。