フレッシュな人たち
小菊、枝物、ドラセナ葉など
甲佐町 日隈 勇誠 さん
甲佐町の日隈勇誠さんは就農3年目で、施設40a・露地200aに小菊、ユーカリ類、ソリダゴ、ドラセナ葉など約20品目を栽培されています。
日隈さんの両親は花き栽培をされていますが、当初勇誠さんは家を継ぐ気はなく、ブライダル装花を手がける会社に就職し、14年間生花店で働いていました。しかし、コロナ禍で在宅が多くなり、家業の手伝いをするようになったことから農業の面白さに気づき就農を決意したそうです。
取材時、「就農当初は商品としてしか見ていなかった花のことを今では我が子のように可愛い」と笑顔で話された日隈さん。「花は人々の生活や人生の節目に欠かせない。“場面を彩る、想いを繋げる、人の心に寄り添う”ように生産者と花屋さんで作り上げている共同作品だ。」という信念の下、生花店で働いていた知識や経験を生かし、現在は生産面・販売面で多角的にアプローチされています。
また、農業を『業』として行うため、毎月ToDoリストを作成して計画生産と労務管理に取り組まれています。「農業は長いスパンでPDCAサイクルを回さないといけないので、すぐに課題を解決できないもどかしさがある。しかし、目標に向かって我が家の農業を発展させたい。そのための今は準備段階。」と熱く語られました。日隈さんの活動が気になる方は、インスタグラムをチェックしてみてください。
https://www.instagram.com/hinokuma_seika?utm_source=qr&igsh=MTlyem9wbGdjOGVkcg==
紹介:県央広域本部 上益城地域振興局 農業普及・振興課