森田さんは県内の大学を卒業後、畜産関係の会社に入社されました。しかし、入社後も頭のどこかで祖父母が経営している晩白柚のことが忘れられず、入社5年目に一念発起して退社と同時にカンキツ農家になることを決心しました。
経営面積はハウス20a、露地25aで、祖母と二人で晩白柚をはじめ、デコポン、パール柑など多くのカンキツ類を栽培されています。就農当初から生産技術・知識を学ぶため、地域の部会生産者と積極的にコミュニケーションを図るだけでなく、八代地方4Hクラブに入会し、県内の農業者と交流を広げながら、経験を積まれています。
そして、今年度から八代市果樹部会長と八代地方4Hクラブ会長を担っており、若きリーダーとして八代晩白柚の生産向上やブランド推進だけでなく、クラブ員の資質向上・課題解決・交流に尽力されています。