椎葉 挙斗さんは、県外の高校を卒業後、地元JAに就職し、職員として2年ほど経験を積まれました。その後、令和5年4月から親元に就農し、トルコギキョウやホオズキを栽培されています。高校卒業時には、就農は考えてはいなかったそうですが、地元で親の栽培する花を見るうちにだんだん興味がわき、就農を決意しました。
昨年初めて、父に習いながら、トルコギキョウの播種、育苗、定植、収穫まで年間を通して作業を行いました。収穫作業は大変でしたが、美しい花を収穫でき満足だったそうです。今春、ハウスを新築し、管理を任せられているとのことで意欲的に取り組んでおられました。
また、花き部会主催の個人面談にも、親子で出席され、現在の状況、課題の整理から、5年後・10年後の経営の方向を、県・JAアドバイスを受けながら、考えておられました。
今後も球磨地域の担い手として活躍されることが期待されます。