フレッシュな人たち
酪農
阿蘇市 洞田貫 雄大さん
私は令和元年に阿蘇市で酪農を営んでいる両親のもとで就農しました。我が家は現在、約220頭の搾乳牛を飼養しており、うち120頭は2台の搾乳ロボットで搾乳しています。飼料は飼料稲とイタリアン、永年牧草といった自給飼料を主体に、堆肥を還元する循環型酪農を行っています。
現在はこのように酪農の仕事をしていますが、酪農家という仕事の大変さを幼いころから間近で見ていたこともあり、過去には就農するか迷っていた時期もありました。そのような中、「就農して酪農家になろう!」と決心したのは、大学在学中に出会った酪農家さんの「酪農は乳を搾るのが仕事じゃない、牛を見ることが仕事だ。」という言葉に憧れや尊敬の念を抱いたためです。
私もその言葉をモットーに、牛の些細な変化にも気が付ける酪農家になることを目指しています。また、牧場全体の目標として「牛にとっても、人にとっても快適な牧場」を作ることを目標に日々業務と勉強に励んでいます。