清水烈さんは宇城市不知火町でブドウとカンキツの栽培を行っています。

熱心に栽培される両親の後ろ姿を見て育ち、一緒に果樹栽培を行いたいという思いから、H25年の農業高校卒業後すぐに就農しました。

現在は周年収益が確保可能な品目構成にするとともに、農薬や除草剤の使用をできる限り低減した農業を実践しています。特にブドウ栽培では、作業の効率化と果実の高品質化のため、ジベレリン処理の省力化や摘粒の早期実施に取り組んでいます。

青果はJAへ出荷し、青果以外は企業と開発したシャインマスカットビネガーや不知火柑ポン酢をイベント等で販売し、好評を得ています。加えて、商品のPRのため、SNSを活用した情報発信を行っています。

また、不知火４HC、宇城地方４HCの会長を歴任し、地域の青年農業者の中心的な存在として活躍しています。今後は、これまで築いた人脈を生かし、農業者としての更なる成長を目指しています。

（紹介：県央広域本部 宇城地域振興局 農業普及・振興課）