溝口善大さんは、八代市で父、祖父母と主にいぐさ1.4ha、水稲3.5ha、露地野菜0.5haを栽培しています。
溝口さんは県内の高校を卒業後、京都の一般企業に就職されました。しかし、県外での「いぐさ」の認知度が低いことに衝撃を受けるとともに、幼い頃から身近にあった「農業」の魅力を再発見し、入社2年目に一念発起して退社と同時に就農しました。
就農当初から、地域のいぐさ生産者と積極的に交流し、栽培生産技術・知識を学んでいます。また、八代地方4Hクラブに入会し、そこで出会った地域の生産者とチームを組み、“一般社団法人 Fam Lab8(ファムラボエイト)”の一員として、地域農業の持続可能な発展を目指し活動しています。
溝口さんは、「いぐさを全国に広める!」を目標に、熊本県産いぐさ・畳表のPR活動も行っており、未来のいぐさ産地を担う若手生産者として、さらなる活躍が期待されます。