くまもとふるさと食の名人
主計 明美 さん
山鹿市 秋の幸福一口(ひとくち)栗おはぎ
山鹿市の主計(かずえ)明美さんは、令和5年度に食の名人に認定されました。
子どもたちや若い人に地域に伝わる料理の味を伝え、次の世代に引き継ぎたいとの思いから、地域の小学生や高校生に郷土料理の実演講習や食の講話を行う等、伝承活動に意欲的に取り組まれています。
また、調理師や食育指導士の資格を活かして平成29年に山鹿市鹿北町に「古民家 さんきら」をオープンされ、地元で採れた野菜を中心に地産地消にこだわった料理を提供されています。
今回紹介する「秋の幸福一口栗おはぎ」は、栗が旬を迎える秋に食べたくなる一品です。
皆様もぜひ作って幸福になってください。
(紹介:県北広域本部 鹿本地域振興局 農業普及・振興課)
材料(15個分)
栗(銀寄) 200g
てんさい糖 40g
塩 ひとつまみ
水 50~60ml
もち米 1合
(好みで)焼くるみ
作り方
(1)鍋に湯を沸かし、栗を入れて40分位茹でる。栗を鍋から出し、半分に切って中身をスプーンで出す。
(2)(1)をフードプロセッサーにかけ、滑らかにする。
(3)鍋に(2)とてんさい糖、塩少々を入れて火にかけながら、水分が飛ぶまで木べらで混ぜ、栗ペーストにする。
(4)炊けたもち米にひとつまみの塩を入れてつき混ぜ、20gに丸め、栗ペースト30gで包み、布ふきんで丸める。
(5)仕上げにお好みで焼くるみをのせる。
ココがポイント
◯栗をペーストにする際に、ほんの少し塩を足すと甘みが引き立つ。
◯栗ペーストは、保存容器に入れて冷蔵庫で5~7日間程度保存できる。