税所 万翔（さいしょ かずと）さんは、農業の専門学校を卒業後、令和２年に球磨郡錦町のご両親のもとで就農されました。就農１年目に「令和２年７月豪雨」に見舞われ、経営の柱である葉タバコが浸水するなど、大きな被害を受けました。

その経験をもとに、葉タバコだけに依存せず、新たな作物が必要だと考え、翌年からはサツマイモの契約栽培やイチゴ、キャベツなど複合的に経営されています。将来は、葉タバコ、イチゴ、サツマイモの３本柱で売上5,000万円を達成することが目標です。

現在、球磨地方４Ｈクラブに所属しており、同世代の農家とともに、地域との交流や自身の経営改善に積極的に取り組んでいます。

今後も球磨地域の担い手として活躍されることが期待されます。

（紹介：県南広域本部 球磨地域振興局 農業普及・振興課）