くまもとふるさと食の名人
岩下 和美さん
苓北町 緋扇貝と白菜の米粉クリーム煮
活動紹介
料理が大好きな岩下さんは、「食べる」ことを通して人が笑顔になることに何よりも喜びを感じるそうです。
そんな岩下さんは、平成24年に「くまもと米粉インストラクター養成講座」を受講し、多くの参加者の中、天草では唯一の米粉インストラクターとして認定を受けられました。これまで、「全国米粉料理コンテスト」等で入賞するなど、技術面でも高い評価を受けられています。
現在は、天草地域の食生活改善推進員協議会天草支部長を務めるほか、地域の料理教室やイベント等の講師として、積極的に食育活動にも取り組んでおられます。学校で料理教室の講師を行う際には、レシピだけでなく、食べることの大切さや農作物を作る農家の苦労など、様々な「食」の重要性を伝えておられます。
食の技「緋扇貝と白菜の米粉クリーム煮」は、地域特産品「緋扇貝(ひおうぎがい)」や冬が旬の白菜を用いており、寒い季節には特におすすめの料理です。具材等をアレンジするなど多くの方に活用していただけるレシピです。
大好きな料理を通じて、多くの方に「食べる」ことの大切さや喜びを伝える、岩下さんの今後の活躍が期待されます。
(紹介:天草広域本部 農業普及・振興課 川口真里奈)
材料(4人分)
緋扇貝 8個
白菜 1/4個
人参 1/2個
ベーコン 80g
コンソメ固形 2個
塩 小さじ1/4
サラダ油 小さじ1
ホワイトソース
米粉 25g
牛乳 300㏄
塩コショウ 少々
作り方
(1)白菜は5cm幅の斜めそぎ切り、ベーコンは2cm幅に切る。人参は2~3mmの厚さに切り型抜きをする。緋扇貝はボイルして殻から外しておく。(冷凍のホタテでも良い)
(2)フライパンにサラダ油を入れ、ベーコンを炒める。次に、白菜の芯を入れて炒め、緋扇貝と人参を入れる。最後に白菜の葉を入れ、煮汁が出てきたらコンソメを入れて、塩で味を調える。
(3)ホワイトソースの材料を混ぜ合わせて2の中に入れ、火を弱くして、とろみがつくまで木じゃくしで混ぜる。(最初はさらさらしているが、しばらくすると粘度が出てくる。)
ココがポイント
・米粉のホワイトソースなので、なめらかで舌にざらつきがありません。
・具は冷蔵庫にある残り物でもOKです。