くまもとふるさと食の名人

サツマイモ入りソフトフランスパン

湯前町 鶴田 幸子 さん

 湯前町で酪農を営む傍ら、「ゆのまえ温泉 湯楽里」内の体験工房「夢工房」を拠点にパン教室を主宰されており、町民から観光客、球磨郡市の小中高生から他農産加工グループまで年間100件ほど受け入れられています。

 季節の野菜と自家産牛乳を活かしたカボチャパン(食の技登録)の他、フォカッチャ、ピザ、ロールパン、フランスパン、メロンパン、イモパン、ピタパン、アンパンやさくらパンなど多岐に渡り指導されています。また「くまもと米粉インストラクター」の認定も受けられ、米粉利用も推進されております。

 JA女性部や農産加工グループ、農業委員としても活躍され、平成17年度には県農業コンクール地域貢献賞も受賞されました。現在も地域の方々のために意欲的に活動されています。

(紹介:県南広域本部球磨地域振興局 農業普及・振興課)

材料

◯サツマイモ 150
◯パン生地材料(A)
小麦粉(強力)400
小麦粉(薄力)100
砂糖 15
塩 10
レモン汁 少々
マーガリン 20
ドライイースト 8g
◯ぬるま湯 約300ml
◯仕上げ用バター 適量

作り方

⑴サツマイモの皮をむき、1cm程度の輪切りにする。鍋もしくはフライパンに並べ、イモ全体がしっかり浸る程度に水を入れ、ふたをして強火で10分程度煮る。お箸を指すと、少し崩れる程度にします。
⑵残り湯は全て捨て、サツマイモをボールに移し替えて、すりこぎやブレンダー等でつぶす。
⑶パン生地材料(A)を別のボールに入れ、ぬるま湯を入れてしっかりこねる。その後、⑵ですりつぶしたサツマイモを加えて再度しっかりこねる。
⑷⑶を室温で40分~1時間ほど寝かせる(1次発酵)。
⑸⑷のボールから取り出した生地を8等分に切り分け、フランスパンの形に整える。
⑹⑸で整えた生地にビニールラップをかぶせ、常温で40分~50分寝かせる(2次発酵)。
⑺オーブンを200℃~210℃に設定。発酵した生地に切れ目を入れ、少量のバターをのせて、18分間焼く。

ココがポイント

発酵させるときの温度と湿度の管理が大事。乾燥させすぎないように気をつける。
我が家のオーブンのクセを良く知っておく。

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