芦北町の城戸アサノさんは、平成19年度に食の名人に認定されました。
食生活改善推進委員を40年程務められたほか、JA女性部、地域婦人会での活動や、社会教育センターでボランティアの料理教室を30年余り開催してきました。昨年には、老人会の会長となり、現在50名の会員で趣向を凝らした行事の企画や運営もされています。今回ご紹介する黒糖まんじゅうは、お彼岸や法事、田植等の御茶請けとして、地域の方々に大変喜ばれています。
くまもとふるさと食の名人
城戸 アサノさん
芦北町 黒糖まんじゅう
活動紹介
(紹介:県南広域本部 芦北 農業普及・振興課)
材料
まんじゅうの皮(60個分)
黒砂糖 500g
薄力粉 1kg
炭酸ソーダ 40g
卵(L卵) 3個
水 200ml
はちみつ 大さじ2
酢 80ml
うす板(60個分)
粒あん ※こしあん・粒あんどちらでも。
小豆 750g
砂糖 1kg
塩 15g
こしあん
夏豆 1升
砂糖 700g
塩 大さじ1杯
炭酸ソーダ 小さじ1杯
作り方
(1)生地をまとめ易くするため、上記とは別に薄力粉50g程をふるっておく。
(2)黒糖と水を鍋に入れ温める。黒糖が溶けたら蜂蜜を加えて、冷ます。
(3)卵を黄身と白身に分け、白身をボールに入れてメレンゲを作り、その中に黄身、炭酸ソーダ、酢を入れて軽く混ぜ、冷めた(2)を加え良く混ぜる。
(4)(3)に薄力粉をカップ1杯ずつほど振るいながら入れ、初めに泡立て器で混ぜ、これを繰り返す。薄力粉を全て混ぜて、別で振るった粉を手につけながらまとめ、ねかせる。
(5)丸めておいたあんを生地で包み、うす板(万十の葉)の上にのせ、蒸し器(強火)で12~14分蒸す。
ココがポイント
・生地が軟らかいので、作業がし易いように、別でふるった薄力粉を手につけながらまとめ、あんを包んでいく。生地は少し時間をおくとよい。
・蒸し器は蒸気が落ちるため、一段のみ使う。