・草姿は率性で草勢は強く、花房伸長に優れるためジベレリン処理は不要です。
・頂花房の花芽は9月9日〜12日頃に分化し、「さがほのか」と同程度で早生性があり、花房は連続して発生します。
・年内の収量が特に多く、収量性に優れます。
・果実は円錐形で揃いが良く、果皮色は鮮やかな赤色で果実肥大性に優れ、良食味です。
熊本VS03(愛称「ゆうべに」)
研究のねらい
促成イチゴの生産現場では、より収益性を向上させるために高単価期である年内(11月〜12月)収量及び総収量の増加が求められています。
そこで、早生性を有し、年内の収量が多く、総収量及び果実品質に優れる県オリジナル品種の育成に取り組みました。