黒毛和種種雄牛「忠平幸(ただひらゆき)」の選抜
畜産研究所生産基礎技術研究室
1 研究のねらい
全国に通用する優良な県産種雄牛の作出が期待されており、牛肉の生産性・品質向上を図るため、優秀な種雄牛を選抜しましたので、ご紹介します。
2 成果
枝肉重量と脂肪交雑に優れた黒毛和種種雄牛「忠平幸」を選抜しました。
本牛は現場後代検定成績で、特に雌牛産子の成績に優れ、枝肉重量、ロース芯面積、ばらの厚さが508.5kg、68.5cm2、8.5cmとなり歴代最高の成績です。また、BMSNo.は全体平均で8.67と歴代トップクラスの成績であったことから、肉量、肉質の両面で改良への貢献が期待されます。
No.750(令和5年(2 023年)6月)分類コード 01-14
黒毛和種種雄牛「忠平幸」の選抜
肉用牛(肥育牛・繁殖牛)
ICT機器の活用により放牧牛の監視作業の軽労化が可能である
黒毛和種種雄牛「幸勝平(ゆきかつひら)」の選抜
褐毛和種種雄牛「菊幸(きくゆき)」の選抜
人工知能やICT機器の活用により放牧牛の発情予測および位置把握が可能である
自動体重計測システムの活用により省力的に放牧牛の体重計測が可能である
褐毛和種種雄牛「第二光晴」の選抜
黒毛和種種雄牛「茂三」の選抜
黒毛和種去勢肥育牛の早期出荷技術
放牧肥育牛の発育と肉質は、冬期および出荷前の発酵TMR給与で改善できる
褐毛和種における種雄牛の経済形質関連遺伝子の効果
褐毛和種去勢肥育牛の早期出荷技術の開発
「福栄豊(ふくえいほう)」朝栄系稀少系統の復活!!
「光晴重」の後継牛として「第一光晴(だいいちみつはる)」を選抜
ずば抜けた枝肉重量を記録!「光重球磨七(みつしげくまなな)」を選抜
脂肪交雑歴代2位!黒毛和種種雄牛「福安照重」を選抜
全国に通用する産肉能力をもつ黒毛和種種雄牛「美津福重」誕生!
地域資源を活用した肉用繁殖牛・育成牛向け発酵TMRは利用可能である
(No.868(令和元年(2019 年)5 月)分類コード 08-11)優良種雄牛の作出 褐毛和種「重波泉」の選抜
(No. 720(令和元年(2019年)5月) 分類コード 01-14)阿蘇産牧草主体の褐毛和種育成牛・繁殖雌牛用発酵TMRは利用可能である
(No.871(令和元年(2019 年)5 月)分類コード 08-14)優良種雄牛の作出 褐毛和種「光玉重ET」の選抜
(No. 721(令和元年(2019年)5月) 分類コード 01-14)優良種雄牛の作出 黒毛和種「久茂国」の選抜
(No. 718(令和元年(2019年)5月) 分類コード 01-14)優良種雄牛の作出 褐毛和種「第二十二光重」の選抜
(No. 719(令和元年(2019年)5月) 分類コード 01-14)優良種雄牛の作出 褐毛和種「春五月」の選抜
(No. 713(平成30年5月) 分類コード 01-14)優良種雄牛の作出 褐毛和種「春山栄」の選抜
(No.714(平成30年5月) 分類コード 01-14)放牧肥育牛を出荷前 4 ヵ月間牛舎内で飼養することで肉質と食味が改善する
(No.829(平成 30 年 5 月)分類コード 08-14)褐毛和種種雄牛「弦球」の選抜
(No. 708(平成29年5月) 分類コード 01-14)飼料用米を含む発酵TMR給与により褐毛和種肥育牛の低コスト生産が期待できる
(No.780(平成 29 年 5 月)分類コード 08-14)粉砕玄米を多給した褐毛和種放牧肥育牛の肉質特性の解明
(No.787(平成 29 年 5 月)分類コード 08-14)褐毛和種種雄牛「光重球磨五」の選抜
(No. 701(平成28年5月) 分類コード 01-14)褐毛和種去勢肥育牛における未加工玄米給与の影響
(No.733(平成28年5月)分類コード08-14)飼料用玄米を肥育用配合飼料の代替として給与した褐毛和種去勢牛の放牧肥育技術
(No.742(平成28年5月)分類コード08-14)黒毛和種種雄牛「百合照茂」の選抜
(No. 702(平成28年5月) 分類コード 01-14)親子放牧下における褐毛和種哺乳牛の消費エネルギーの推定
(No.743(平成28年5月)分類コード08-14)胸囲の測定値から黒毛和種子牛の体重が推定できる
(No. 700(平成28年5月) 分類コード 08-14)