フレッシュな人たち
カンキツ(晩白柚、甘夏、温州みかん他)
八代市 桑原 健太 さん
桑原さんは八代市鏡町の晩白柚農家出身ですが、子供の頃は農家を継ぐつもりはなかったといいます。しかし、東京の大学に在学中、農業体験で生産者と関わり、農業の面白さと晩白柚の価値を見直すきっかけになったそうです。
大学卒業後は、地元の金融機関に就職し、社会人としての経験を積んだ後、令和4年に就農し『やつしろサニーサイドファーム』を立ち上げました。当初は、生産に関する技術や知識がなかったため、地域の農家や県内の4Hクラブ員等と交流を広げ、経験を積まれました。
現在は晩白柚をはじめ、甘夏、温州みかん、レモン、パール柑などのかんきつ類を中心に栽培され、ネット販売やふるさと納税返礼品の他、自前のキッチンカーでドリンクにして販売されています。
「八代の農作物は本当においしく、その価値を広めていきたい」と話されており、キッチンカーで各地のマルシェやイベントを回りながら八代の魅力を全国へ発信されています。
(紹介:県南広域本部 農業普及・振興課)