母に中生の「ヒノヒカリ」、父に極早生の「コシヒカリ」という優れたおいしい品種を両親としています。
出穂・成熟期は「ヒノヒカリ」より1〜2日遅く、中生でも中程度になります。
収量は、「コシヒカリ」より多く、「ヒノヒカリ」よりわずかに多くなります。
品質は、米粒に光沢があり白濁米の発生が少なく、外観は「ヒノヒカリ」より良好です。
食味は、炊飯米の外観、粘り、味及び総合的評価が「ヒノヒカリ」より優れています。
森のくまさん
研究のねらい
お米は味で選択されるようになってきていますが、熊本産には中手(なかて)の量食味品種がありませんでした。
そこで、県産米の品質向上とイメージアップを図るため、県独自のおいしい品種を育成しました。