くまもとふるさと食の名人

田代 美穂子さん

宇土市 マルメロ入り羊かん

活動紹介

田代さんは、熊本藩の幕府献上菓子「かせいた」の原料でもあった果実「マルメロ」(西洋カリン)を使った加工品づくりの名人です。
マルメロは、元々宇土市走潟地区で栽培されていましたが、戦後その栽培は途絶えていました。そこで、同地区では、このマルメロの歴史を基にまちおこしに取り組もうと「走潟マルメロ会」を発足。栽培を復活させ加工品の商品化に取り組んでいます。
開花や収穫の時期に合わせ開催される「花見会」や「収穫祭」で、マルメロを使った羊かん、ゼリー、蒸しパン等の加工品を参加者にふるまうなど料理リーダーとして活躍されています。また、マルメロをテーマに地域住民を対象にした料理講習会を開催するなど精力的に活動を行っています。
さらに、同会では、地元企業とタッグを組み果実を加工したジャム「走潟マルメラーダ」を商品化しています。

(紹介:県央広域本部 宇城地域振興局 農業普及・振興課)

材料

・マルメロジャム   400g
・マルメロコンポート 100g
・こし餡       300g
・水         700cc
・砂糖        500g
・レモン果汁      20cc
・寒天        1本
・水         500cc

作り方

(1)寒天1本を水でふやかしてから、鍋に入れ500ccの水で5分煮る。
(2)鍋に入れた水700ccを沸湯させ、こし餡300gに砂糖500gを入れ煮溶かし、餡を作ります(弱火から中火)。⇒約60分
(3)餡の中に寒天を少しずつ加えながら、弱火~中火で煮詰めて、マルメロジャム400gとマルメロコンポート100g及びレモン果汁20ccを加え
トロミが出るまで、焦げないように良く混ぜ合わせます⇒約60分
(4)お好みの型に流し入れます。
(5)粗熱が取れたら冷蔵庫でよく冷やし固めます。
(6)完成

ココがポイント

・砂糖はマルメロジャムの甘さで加減する。
・寒天はよく煮溶かす。
・餡の中に寒天をいれながら混ぜる
(※寒天の中に、餡を入れると分離しやすい)

このページをシェアする

ご紹介
農家数

現 在

180

new

2024年11月

主計 明美 さん

山鹿市 秋の幸福一口(ひとくち)栗おはぎ

くまもとふるさと食の名人

わさもんピックアップ農家紹介

2024年9月

トルコギキョウ、ホオズキ

あさぎり町 椎葉 拳斗 さん

フレッシュな人たち

熊本で活躍する若手農家の皆さんをご紹介いたします!

new

2024年11月

みかん

和水町 ~果物であり嗜好品であるみかんは、 おいしくなければならない~ 持丸園のこだわりミカン作り

こだわっとる農

まじめに、正直に、一生懸命に、 長年農業に携わり、こだわりの農業を実践する農家の皆さんをご紹介いたします!

2024年9月

葉たばこ、米(うるち、もち)

玉名市 紅一点!地域営農法人を担って

キラッと輝く女性たち

県内各地で活躍されている女性農業者やグループを紹介するコーナーです。農業についてだけでなく、その人となり、趣味や暮らし、地域の活動を楽しんでいる様子にもスポットを当てています。

new

2024年11月

主計 明美 さん

山鹿市 秋の幸福一口(ひとくち)栗おはぎ

くまもとふるさと食の名人

熊本の郷土料理や伝統料理の、卓越した知識や技術を有し、伝承活動に取り組んでいる方をご紹介します。