経営体部門

2022年

片瀬 克徳さん・真由美さん

球磨(あさぎり町)

葉たばこ、ミシマサイコ、水稲

葉たばこ、ミシマサイコ、水稲、WCSに加え、ライスセンター運営等の複合経営で高い収益を確保。基本的な栽培管理や適期作業を行うため、徹底した機械化作業体系を構築。中古機械等を積極的に活用し生産コストを削減。豪雨災害を乗り越え水稲受託作業を拡大。指導農業士や集落営農組織の組合長を務め地域をけん引。研修生を受入れ2名の独立就農を支援し後継者育成に貢献。

明里 忠行さん・詠津子さん

阿蘇(小国町)

ダイコン、シイタケ、水稲

家族経営で地域の平均規模の2倍のダイコンを栽培。100~800mの標高差を活かしダイコンの長期出荷を実現するとともに、露地栽培の気象災害リスク分散と市場価格変動の影響を低減。農業経営収入保険制度にも地域に先駆け加入し経営の安定を目指す。細かい栽培管理と高い技術により、地域の平均以上の収量と品質を確保。ダイコン組織の役職を務め、地域に貢献。

岡島 謙次さん・和正さん・聖二さん

熊本(熊本市)

ピーマン

宅地化が進む熊本市東区で非農家と調和し3世代で農業を展開。地域で初めてエースピーマンの導入と天敵農薬を使用し化学農薬の使用回数を削減。分散していたハウスを集約化し作業効率の向上を実現。組織の役員を務め、大阪など県外市場でエースピーマンの宣伝会や学校給食への提供等消費拡大に尽力。小学生を対象とした農業体験学習を実施し食育に取組む。

株式会社 アグリ津奈木

芦北(津奈木町)

水稲、寒漬大根、ホオズキ

水稲の受託作業を中心に農業を展開。高齢化に伴い受託面積も年々拡大。地域初となる農業用ドローンの導入や施肥装置付き田植機等を導入し作業を省力化。地元酒造会社と契約して酒米「山田錦」も栽培。さらに、自社生産した農産物を餅や寒漬大根に加工し物産館等で販売。中学生を対象に大根の播種から加工までの一連の体験を実施し食育にも貢献。

株式会社 KAFFS
木村 匡伸さん・えり奈さん

菊池(合志市)

春スイカ、ホウレンソウ、秋スイカ

サラリーマン家庭から伯父の農業を継ぎ経営継承を機に法人化。地域の2倍を超える規模のスイカを栽培。地域で一早くICT技術を導入。温度・照度などのデータを収集し果実の肥大促進や品質向上に活用。収集したデータはスイカ仲間と共有し地域の栽培技術の向上に貢献。秋スイカの栽培改善に着手し、「ハロウィンスイカ」のブランドを確立。スイカ組織の役職を務め地域をけん引。

川端 勇喜さん・和美さん

天草(天草市)

キュウリ、メロン、水稲

耐候性ハウスを導入し気象災害に左右されない、きゅうりの周年栽培を確立し経営の安定を図る。仕立て技術の改善により、秀品率向上と中腰での作業負担が軽減。炭酸ガス発生装置やヒートポンプの導入など先進技術を地域に先駆けて導入。きゅうり部会の役職を務め、組合員の信頼も厚く地域をけん引。市と連携し周年研修生を受入れ担い手の育成に尽力。

丹生 敏也さん・皓子さん

玉名(玉名市)

ミニトマト、水稲

耐候性ハウスを導入しミニトマト栽培の規模を拡大。同時に作型分散し定植や収穫の労働力を分散し生産を効率化。自家製堆肥で土づくりを行い、自動潅水装置により少量多回数かん水・施肥管理を徹底し収量安定と高品質化を実現。単肥の自家配合等によりコスト削減。ミニトマトの単収は、地域、県の平均を大きく上回る。外国人研修生の受入れによる多様な人材の活躍を支援。

農事組合法人 かしま広域農場

上益城(嘉島町)

小麦、大豆、水稲

小麦、水稲と大豆のブロックローテーションによる効率的な営農体系を確立。作付品目の団地化や高い水田利用率により安定した経営を実現。耐暑性品種「くまさんの輝き」をいち早く導入。特別栽培米として生協にも出荷。法人収益は作業労賃等で積極的に構成員に還元。熊本地震では法人が構成員の被災状況を迅速に把握し1週間程度で営農計画(水稲→大豆)を見直し地震影響を最小化。

廣岡 日出男さん・由美さん

鹿本(山鹿市)

スイカ、水稲、キュウリ

日本一のスイカ産地を維持したいとの想いから規模を縮小する近隣農家の依頼を受け、作付面積を拡大。家族経営では、地域でもトップクラスの栽培面積を有し、全量共販出荷を行う。35棟に及ぶハウスを効率的に管理するため自宅から1km圏内にハウスを集約。作業が重ならないよう定植時期をずらすなど計画的な栽培管理を実施。農閑期には家族旅行などゆとりある経営を確立。

山崎 義行さん・千代美さん

八代(八代市)

バレイショ、水稲

バレイショの共同選果機導入を契機に、いぐさから作目転換。徐々に面積を拡大し、県内最大規模のバレイショ生産により高い収益を確保。バレイショの後作に水稲を栽培し連作障害を回避。自ら機械の部品交換等点検整備を行い、機械の長寿命化を実現し、修繕費や機械更新費を削減。バレイショ組織の役職を務め、産地づくりをけん引。稲刈り等受託作業を拡大し耕作放棄地発生防止に尽力。

有限会社 重元園芸
重元 太郎さん

宇城(宇土市)

キュウリ、イチゴ(観光農園)、白ネギ

キュウリ、イチゴ(観光農園)、白ネギ、レタス、水稲の複合経営により雇用型農業を展開。キュウリは15年以上かけ周年出荷を実現。IoT技術を導入し、かん水と施肥を自動化。IPM技術導入により減農薬栽培を実現。国際規格 GLOBAL.GAP を取得し外資系企業と取引開始。女性従業員が多く全員に空調服を配給するなど労働環境を改善。外国人技能実習生受入、A型事業所との農福連携に取組む。

各部門紹介

  • 新人王部門

    自らの目標のもとに経営・生産技術の改善に意欲的に取り組み、次世代を担う者として地域の振興発展に寄与している就農後おおむね8年以内の農業者又は農業を営む法人

  • 地域農力部門

    環境保全型農業の取組、食と農をつなぐ取組、新規就農者等人材育成の取組、農業を基盤とした農村(むら)づくりの取組等をとおして、農業の振興を核とした地域の活性化に寄与している農業者、農業を営む法人又は農業者を主たる構成員とする組織

熊本県農業コンクール大会についてのお問い合わせは

熊本県農業コンクール大会事務局

  • 熊本県 農林水産部 生産経営局 農業技術課

    〒862-8570熊本市中央区水前寺6-18-1

    電話:096-333-2380FAX :096-381-8491

各地方大会事務局

  • 県央広域本部 農林部 農業普及・振興課

    〒860-0831熊本市中央区八王寺1-20

    電話:096-273-9672FAX :096-353-4761

  • 県北広域本部 阿蘇地域振興局 農業普及・振興課

    〒869-2612阿蘇市一の宮町宮地2402

    電話:0967-22-1115FAX :0967-22-3563

  • 県央広域本部 宇城地域振興局 農業普及・振興課

    〒869-0532宇城市松橋町久具400-1

    電話:0964-32-2119FAX :0964-32-0373

  • 県南広域本部 農林水産部 農業普及・振興課

    〒866-8555八代市西片町1660

    電話:0965-33-3512FAX :0965-33-4540

  • 県央広域本部 上益城地域振興局 農業普及・振興課

    〒861-3206上益城郡御船町辺田見396-1

    電話:096-282-3010FAX :096-282-0303

  • 県南広域本部 芦北地域振興局 農業普及・振興課

    〒869-5461葦北郡芦北町芦北2670

    電話:0966-82-5194FAX :0966-82-2373

  • 県北広域本部 農林水産部 農業普及・振興課

    〒861-1331菊池市隈府1272-10

    電話:0968-25-4160FAX :0968-25-5401

  • 県南広域本部 球磨地域振興局 農業普及・振興課

    〒868-8503人吉市西間下町86-1

    電話:0966-24-4117FAX :0966-24-4144

  • 県北広域本部 玉名地域振興局 農業普及・振興課

    〒865-0016玉名市岩崎1004-1

    電話:0968-74-2135FAX :0968-74-2194

  • 天草広域本部 農林水産部 農業普及・振興課

    〒863-0013天草市今釜新町3530

    電話:0969-22-4262FAX :0969-22-5054

  • 県北広域本部 鹿本地域振興局 農業普及・振興課

    〒861-0594山鹿市山鹿1026-3

    電話:0968-44-2118FAX :0968-44-2134