褐毛和種種雄牛「菊幸(きくゆき)」の選抜
畜産研究所生産基礎技術研究室
1 研究のねらい
熊本県で昔から多く飼われている褐毛和種について、その牛肉の生産性・品質向上を図るため、優秀な種雄牛を選抜しましたので、ご紹介します。
2 成果
枝肉重量と脂肪交雑に優れた褐毛和種種雄牛「菊幸」を選抜しました。
本牛は、当時、歩留基準値、脂肪交雑の育種価が県内トップクラスだった母牛と枝肉重量、ロース芯面積、脂肪交雑の能力に優れる「菊鶴ETI」の交配により作出されました。両親の遺伝的特徴を引き継ぎ、検定成績では、枝肉重量の全体平均が500㎏を超え、BMSNo.の全体平均が4.88と優れており、肉量、肉質両面の改良への貢献が期待されます。
No.751(令和5年( 2023年)6月)分類コード 01-14
褐毛和種種雄牛「菊幸」の選抜(PDFファイル)
肥育牛
黒毛和種去勢肥育牛の早期出荷技術
放牧肥育牛の発育と肉質は、冬期および出荷前の発酵TMR給与で改善できる
褐毛和種去勢肥育牛の早期出荷技術の開発
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全国に通用する産肉能力をもつ黒毛和種種雄牛「美津福重」誕生!
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(No. 700(平成28年5月) 分類コード 08-14)