◯涼しい環境へ避難しましょう。
◯服をゆるめて風通しをよくしましょう。
◯水をかけたり、扇いだりして体を冷やしましょう。
◯水分・塩分を補給しましょう。
農作業中の熱中症対策を行いましょう!
はじめに
夏真っ盛りとなりました。皆さん、熱中症対策はしっかり行っていますか?
7月以降、熱中症による死亡者が多くなる最高気温30℃を超える日が、連日続いています。まだまだ若いから大丈夫!と思っているそこのあなたも、ぜひご一読いただき、一緒に熱中症対策を行いましょう。
農作業中における熱中症による死亡者数の発生状況
農林水産省の発表によりますと、農作業中の熱中症による死亡者数は、令和3年は23人で、平成24年からの10年間では259人に上ります。
また、過去10年間の月別累計では、7月、8月の死亡者数が全体の約85%を占めており、年齢別に見ると、死亡事故者数全体の9割弱が70歳以上となっており、高齢者への対策は特に重要です。
具体的な熱中症対策
それでは、どのような対策を取れば良いのでしょうか?
農作業中の熱中症による事故を防止するためには、予防が重要です。特に次の点に気を付けて、熱中症予防に努めましょう。
熱中症が疑われる症状がみられたら?
農作業中、熱中症の具体的な症状がわからず、気づかないうちに熱中症にかかっているケースが多く見られます。
以下のような体調不良の症状があれば、すぐに作業を中断し、応急処置を行いましょう。
<熱中症の代表的な症状>
◯熱中症には特徴的な症状がなく、「暑い環境での体調不良」は全て熱中症の可能性があります。
<応急処置>
<病院へ>
◯意識がない場合、自力で水が飲めない場合、応急処置を行っても症状が改善しない場合は、すぐに医療機関で診察を受けるようにしてください。
出典:熱中症関係情報集
さいごに
「地球沸騰化」と言われる時代になりました。熱中症対策をしっかり行って、お互いの尊い命を守りましょう!
参考情報
・農林水産省ホームページ 熱中症対策(外部リンク)
・R5年度 熱中症対策パンフレット(PDF)
・熱中症関係情報集(PDF)
・農作業中の熱中症対策について(PDF)
- 生産力強化対策
- 農作業安全