地域農力部門

アーカイブ

2021年

株式会社 アグリ日奈久

八代(八代市)

八代地域で初めて地域営農組織の法人化を実現し、地域内外の営農法人設立にも貢献。日奈久地域を中心に利用権設定と作業受託により、耕作放棄地の増加を抑制し100haを超える農地を守っている。100年続く会社を目指し、露地野菜等いぐさからの転換作物の積極的な導入のほか暗渠施工による農地改良を実施。インターンシップの受入れなど農業の人材育成にも熱心で、地元を中心に11名の雇用も創出。

上益城農業協同組合西瓜部会

上益城(益城町)

単棟ハウスの被覆フィルムを多層化して保温するエコ栽培技術を確立。手間のかかる温度管理には、手動の換気装置の開発により省力化。台木にトウガンを利用し、冬季の草勢維持を実現。作型に適した品種を選定・導入するなど年内から6月まで長期間安定出荷を実現し、産地の維持発展に貢献。地元小学生には「スイカの授業」を行い、農業理解促進活動にも取り組む。

JAかもとファーマーズマーケット夢大地館会員協議会

鹿本(山鹿市)

年間60万人を集客し、県内の直売所でトップの販売額を実現。年間を通じて豊富な地元農産物の提供や午後も商品を切らさず、リピーターを確保。生産履歴の記帳・提出を義務化し、抜き打ちで農薬残留分析を行うなど農産物の安全安心にも取り組む。周年祭や感謝祭など消費者との交流を実施。会員の所得向上と地域経済の活性化に貢献。

JA熊本うき 生姜専門部会

宇城(宇城市)

量販店のニーズに応え、JAの生産部会で初めてJGAP団体認証を取得。青年部の多くがJGAP指導員資格を持ち、生姜生産の将来を見据えた活動を展開。LED防蛾灯の導入を進めるなど化学肥料・農薬の使用量を半減させ、部会員の9割が特別栽培農産物にも取り組む。安全・安心な生姜の生産にこだわり、部会自ら出荷先との交渉で単価上乗せを実現し、部会員に還元。

賎ノ女21世紀の会

天草(上天草市)

区の活性化やコミュニティの維持・発展を図ることを目的に、農業者有志を中心に結成。休耕田を活用した加工用カンショの栽培と焼酎造り、タマネギ栽培とその収益の区への寄付、鳥獣被害対策などに取り組む。農地や周辺の草刈り、道路脇の花壇の設置、アジサイ祭り、神社の祭りの開催、しめ縄づくり、餅つき・相撲大会を通じた保育園との交流など、景観向上や伝統活動の継承にも取り組む。

玉名農業協同組合 玉東スモモ部会

玉名(玉東町)

ハニーローザの食味の良さに着目し、みかん経営の補完品目として導入。玉東町が全国一の栽培面積となり、雨除け施設を導入するなど裂果の課題を克服して生産を安定化。収穫祭には抽選が必要なほど応募があり、時期になると多くのメディアで取り上げられ、町の知名度向上と活性化にも貢献。ソフトクリーム等の加工品も開発・販売し、短い旬を補う工夫にも取り組む。

霍田 崇さん・朋子さん

菊池(菊池市)

消費者ニーズに応えるため、農薬や化学肥料の使用を極限まで削減した、水稲とメロンを生産販売し持続的な農業を実践。菊池地域食農教育推進実行委員会の長として毎年「景色の見える食卓づくり推進シンポジウム」を主催し、11回開催。地元の歴史ある菊七稲作研究会長として高度な技術の研鑽と継承に取り組む。指導農業士として150人以上の研修生を受入れ人材育成にも貢献。

水上村物産館「水の上の市場」出荷協議会

球磨(水上村)

農林産物や加工品を生産販売し、村民や観光客にとっての地産地消の場を提供。出荷協議会の年配会員には、消費者や会員との交流が生きがいにもなる。毎週1回熊本市内で対面での販売会も継続。村内に宿泊する、全国からのスポーツ合宿者にも地元食材を提供。水上村の魅力を広く発信し、ファンづくりに貢献。

「道の駅」すいかの里植木出荷者協議会

熊本(熊本市)

特産品のスイカを主体に地域の野菜、果物、加工品等を生産販売し、地産地消を実践。スイカ、メロンでは糖度の出荷基準を定め、高い品質を維持。品種やパッケージデザインでは会員の切磋琢磨を促し、消費者の選択肢も拡大。クレーム情報を共有することにより商品の改善につなげリピーターを確保。会員には若手や女性も多く、生産意欲向上により地域を活性化。

南阿蘇村農業研修生受入協議会

阿蘇(南阿蘇村)

景観の良い南阿蘇村での暮らしに憧れ、技術習得しないまま就農を希望する新規参入者も見受けられたことから、生産者自らが中心となって就農希望者を研修生として受け入れる協議会を設立。研修受入れに止まらず、人柄や就農への覚悟などを基に選考と受入れ農家とのマッチングを行い、時には農地を仲介するなどきめ細やかに支援。村の基幹産業である農業の担い手育成と地域活性化に貢献。

もち麦工房株式会社

芦北(水俣市)

「健康になる食べ物を生産したい。皆の喜ぶ顔が見たい。」という強い思いから、地域の耕作放棄地を切り拓き、無農薬にこだわってもち麦の生産・販売を開始。3年前に株式会社を設立し、定年後の地域の高齢者15名の雇用創出とともに収益を地域に還元。経営安定のため、杉苗生産にも挑戦。地元高校では食育活動にも取り組む。

各部門紹介

  • 新人王部門

    自らの目標のもとに経営・生産技術の改善に意欲的に取り組み、次世代を担う者として地域の振興発展に寄与している就農後おおむね8年以内の農業者又は農業を営む法人

  • 経営体部門

    経営・生産技術の改善に積極的に取り組み、ゆとりある経営を実践し、地域農業の振興と地域の活性化に寄与している農業者、農業を営む法人又は組織集団

熊本県農業コンクール大会についてのお問い合わせは

熊本県農業コンクール大会事務局

  • 熊本県 農林水産部 生産経営局 農業技術課

    〒862-8570熊本市中央区水前寺6-18-1

    電話:096-333-2380FAX :096-381-8491

各地方大会事務局

  • 県央広域本部 農林部 農業普及・振興課

    〒860-0831熊本市中央区八王寺1-20

    電話:096-273-9672FAX :096-353-4761

  • 県北広域本部 阿蘇地域振興局 農業普及・振興課

    〒869-2612阿蘇市一の宮町宮地2402

    電話:0967-22-1115FAX :0967-22-3563

  • 県央広域本部 宇城地域振興局 農業普及・振興課

    〒869-0532宇城市松橋町久具400-1

    電話:0964-32-2119FAX :0964-32-0373

  • 県南広域本部 農林水産部 農業普及・振興課

    〒866-8555八代市西片町1660

    電話:0965-33-3512FAX :0965-33-4540

  • 県央広域本部 上益城地域振興局 農業普及・振興課

    〒861-3206上益城郡御船町辺田見396-1

    電話:096-282-3010FAX :096-282-0303

  • 県南広域本部 芦北地域振興局 農業普及・振興課

    〒869-5461葦北郡芦北町芦北2670

    電話:0966-82-5194FAX :0966-82-2373

  • 県北広域本部 農林水産部 農業普及・振興課

    〒861-1331菊池市隈府1272-10

    電話:0968-25-4160FAX :0968-25-5401

  • 県南広域本部 球磨地域振興局 農業普及・振興課

    〒868-8503人吉市西間下町86-1

    電話:0966-24-4117FAX :0966-24-4144

  • 県北広域本部 玉名地域振興局 農業普及・振興課

    〒865-0016玉名市岩崎1004-1

    電話:0968-74-2135FAX :0968-74-2194

  • 天草広域本部 農林水産部 農業普及・振興課

    〒863-0013天草市今釜新町3530

    電話:0969-22-4262FAX :0969-22-5054

  • 県北広域本部 鹿本地域振興局 農業普及・振興課

    〒861-0594山鹿市山鹿1026-3

    電話:0968-44-2118FAX :0968-44-2134