メロン退緑黄化病(病原ウイルス:CCYV)は、タバココナジラミが媒介するウイルスにより発生し、タバココナジラミの薬剤感受性の低下に伴い、現行の防除体系では防除が困難となっています。そこで、タバココナジラミに対して防除効果が期待される調合油乳剤※を組み込んだ防除体系の有効性を明らかにしたので紹介します。
※食用の植物油を有効成分とする物理的殺虫剤
Experimental study
生産環境研究所病害虫研究室
メロン退緑黄化病(病原ウイルス:CCYV)は、タバココナジラミが媒介するウイルスにより発生し、タバココナジラミの薬剤感受性の低下に伴い、現行の防除体系では防除が困難となっています。そこで、タバココナジラミに対して防除効果が期待される調合油乳剤※を組み込んだ防除体系の有効性を明らかにしたので紹介します。
※食用の植物油を有効成分とする物理的殺虫剤
①~③の防除により、メロン退緑黄化病の発病を防ぐことができます。
(1)調合油乳剤は薬害が懸念されるため、高温時および薬剤の乾きにくい曇天時の散布を避けて使用してください。
(2)薬剤だけでは感染を完全に防止できないため、育苗ほ、本ぽのハウス開口部に目合い0.4mm以下の防虫ネットを設置し、保毒虫の侵入を防止してください。
No.747(令和5年(2023年)6月)分類コード 04-04
メロン退緑黄化病は、調合油乳剤を利用した防除体 系で防ぐ
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年明け短期作型の施設トマト有機栽培で発生する病害虫に対する有機JAS対応薬剤の防除効果
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年明け短期作型の施設トマト有機栽培における病害虫の発生消長
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イチゴ「ゆうべに」における個葉の光合成速度に与える温度、CO2濃度、光の影響
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高設栽培におけるイチゴ「ゆうべに」の頂花房の最適な着果数
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平坦地におけるイチゴ「ゆうべに」の定植時液肥施用による収量への影響
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成熟期間のハウス内温度が冬春トマトの成熟日数に及ぼす影響
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イチゴ「ゆうべに」の株間と摘花(果)方法の違いが生育、収量に及ぼす影響
イチゴ「ゆうべに」慣行基肥施用における定植前後の畝内無機態窒素の変化
温度、施肥がイチゴ「ゆうべに」の花房間葉数に及ぼす影響
ナス「PC筑陽」の促成栽培における2本仕立ての株間は35cmにすると単収が高い
温度、肥料および日長がイチゴ「ゆうべに」の花芽分化に及ぼす影響
トマト促成長期栽培における定植期の前進化が収量および収入に及ぼす影響
高温条件下で定植するトマト促成長期栽培における夜間冷房の効果
4月上旬からの遮光開始がトマト黄変果低減と可販果収量確保には有効
トマト黄変果が発生する果実温度および遭遇時間の解明
イチゴ「ゆうべに」における棚もち期間の品質が保持される保冷条件
ナス「PC筑陽」の促成栽培で2本仕立てと炭酸ガス施用の組み合わせは増収効果が高い
トマトの促成長期栽培における増枝後の適正本数と開始時期
イチゴ「ゆうべに」の頂花房と第1次腋花房の花房間葉数は4枚程度が収量が安定する
イチゴ「ゆうべに」は中間地において9月18日から9月21日を目安に定植する
イチゴ「ゆうべに」は平坦地において9月21日を目安に定植する
促成栽培における黄化葉巻病抵抗性トマト品種の特性
温度管理と炭酸ガス施用が12~2月のナス品種「PC筑陽」および「筑陽」に与える影響
冬春トマトの温度管理が生育および収量に及ぼす影響
イチゴ品種「ゆうべに」の1~2月における炭酸ガスの施用効果
イチゴ「ゆうべに」における各種LEDの電照効果
夏秋トマトのセル苗直接定植栽培技術の改良
潜熱蓄熱材の設置で半促成無加温スイカの着果率が向上する
ICT養液土耕システムによるトマト促成長期栽培の増収技術
単為結果性ナス品種「PC筑陽」における仕立て本数の違いが収量に及ぼす影響
促成トマトにおける栽植様式と葉面積指数の関係
(No.850(令和元年(2019 年)5 月)分類コード 02-04)促成トマトの小玉果および糖度低下の課題に対応する品種の特性
(No.851(令和元年(2019 年)5 月)分類コード 02-04)炭酸ガス施用下の促成トマト栽培における養分吸収特性と増肥による収量への影響
(No.861(令和元年(2019 年)5 月)分類コード 03-04)低温貯蔵時におけるトマトの着色とリコペン含有量の変化
(No.876(令和元年(2019 年)5 月)分類コード 02-04)イチゴ育苗期に遮光資材として赤外線カット資材を利用すると年内生産力が向上する
(No.853(令和元年(2019 年)5 月)分類コード 02-04)促成トマトの日吸水量と日積算日射量の関係
(No.852(令和元年(2019 年)5 月)分類コード 02-04)トマトおよびミニトマトにおける生育調査項目の測定値間差と測定方法
(No.878(令和元年(2019 年)5 月)分類コード 02-04)イチゴ「ゆうべに」の畝連続栽培は、2kg10a以下の基肥窒素量で収量・品質が安定する
(No. 716(令和元年(2019年)5月) 分類コード 02-04)夏秋トマトにおける赤外線カット資材の増収効果
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