県内最大の畜産地帯で悪性家畜伝染病防疫演習を開催
菊池地域は県内最大の畜産地帯であり、悪性家畜伝染病が発生した場合、甚大な影響を受けることになります。今シーズンは例年に比べ発生が早く、九州内発生も継続しており、緊張感が高まっています。
当課では、9月に熊本県鳥インフルエンザ防疫対策マニュアルが改正されたのを受けて、県北広域本部地域対策本部各係の手引きの改正を行いました。
その改正を周知し、発生に備えるため、11月2日に合志市と合同で防疫演習を開催し、建設業協会菊池支部や警察をはじめ、関係団体及び市町担当者等113名が参加しました。当日は、家畜伝染病の発生状況や発生時の防疫措置、防疫体制について研修会を行った後、実際に現場事務所及び消毒ポイントを設営し、防疫作業員の導線とスタッフの役割について実演をしました。
更に、11月22日から30日にかけて、地域支援対策本部における8つの係毎に研修会を開催し、県北広域本部職員及び市町の係員を対象に、係の役割や具体的な作業内容、タイムスケジュールの説明を行いました。
今後も農業普及・振興課では、県内最大の畜産地帯を守るため、関係機関と連携し、発生予防対策や危機管理体制の強化を図っていきます。