宇城エリア

宇城地域は宇土市、宇城市、下益城郡を所管しており、有明海と八代海に挟まれた海岸島しょ地域(宇土半島)、八代海に面した平坦地域及び九州山地の中山間地域と大きく3つの地域に区分され、異なる立地条件を生かした多彩な農業生産活動が展開されています。
海岸島しょ地域においては、不知火類や温州みかんをはじめとする柑橘類や洋ラン等の生産が行われ、平坦地域では、トマト、メロンなどの施設野菜やれんこん、米等が生産され、酪農等の畜産も営まれています。なかでも、柑橘類、鉢物類(洋ラン)、しょうが、れんこん、柿などの生産量は県内上位を占めており、県内における有数の農業地帯です。

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県央広域本部 宇城地域振興局 農業普及・振興課

〒869-0532 宇城市松橋町久具400-1

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FAX :0964-32-0373

宇城エリア普及現地情報

2026年10月

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耐暑性野菜「青パパイヤ」の出荷開始 ~暑さや地震にも負けず順調に生育~

8月19日にJA熊本うき(以下、JA)の青パパイヤ出荷目均し(めならし)会が開催され、同日から出荷が始まりました。高温に強い新たな野菜として、JAと話し合いを重ね、昨年から導入した青パパイヤですが、今年はJAが生産者を募って、先ずは少ない本数から栽培を始める拡大試験を行っているところです。
今年産の青パパイヤは、春の遅霜もなく、7月上旬から開花するなど順調に生育しており、当課とJAが7月14日から農家のほ場の巡回したところ、今年の出荷者は30名程度、面積は80a程度であることがわかり、出荷の準備を進めていました。
そのような中、7月28日に熊本地震が発生し、また、梅雨明け以降本格的な雨が降らず、傷果の発生や生育の遅れが心配されましたが、青パパイヤの被害は予想より少なく、初収穫は昨年と同日となりました。しかし、集荷や流通の面では混乱が生じ、県外への需要拡大を見込んでいましたが、現在は県内中心の販売となっています。
目均し会に出席された農家の中には、自宅や生産設備などに被害を受けられた農家もおられましたが、初出荷ということで皆さん明るい表情で意見交換されていました。
今年の状況から、青パパイヤは暑さや少雨にも強く、地震による被害が少ないことがわかり、地域の新たな特産としての期待も益々高まっています。当課では、青パパイヤが地域の特産に成長するよう販売面も含め、今後も伴走支援を行ってまいります。

2026年10月

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巡回の様子
定植後のトマトの様子

トマトの定植開始に伴い、早朝巡回を実施 ~昨年度の豪雨被害・今年度の熊本地震に負けない~

宇城地域は八代・玉名地域に次ぐ冬春トマト産地であり、県全体の約1割の栽培面積を占めています。今年産は令和8年熊本地震の発生により、住居や農道等への被害はありましたが、ハウス本体は損傷が軽微なところが多く、8月に入り、例年どおりの栽培・出荷を目指して、定植が始まっています。農業用井戸の破損等で一部水不足の懸念もありましたが、生産者は従来からある給水スタンド等を利用し、営農継続に取り組まれています。
この中で、宇城管内での主要産地である小川地区においても、約2割の定植が進んだことから、8月13日と20日にJA営農指導員と合同で早朝巡回を実施しました。本年も猛暑の中での定植であり、しおれ防止のための遮光が影響し、生育がやや徒長気味な株も一部に見られましたが、順調に活着していることが確認できました。また、ハウス内のコナジラミの発生量はまだ少ない状態ですが、黄化葉巻病の病徴も数件で確認しており、野外の発生量も例年より多い傾向であることから、引き続き、生育を注視していくこととしています。
加えて、「トマト高温耐性品種」の品種比較試験展示ほの設置も完了し、今後は高温下でも裂果が少ない有望品種の選定に向けて、引き続き、関係機関と協力しながら、産地の責務である産量確保にしっかりと取り組んでいきます。

2026年10月

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密閉処理全戸巡回の様子
密閉処理確認票

トマト黄化葉巻対策とトマトキバガ防除対策を徹底 ~ハウス密閉処理全戸確認と密閉処理確認票の貼付~

宇城地域のトマト栽培では、近年の高温化に伴い、ウイルス病であるトマト黄化葉巻病の発生が問題となっています。トマト黄化葉巻病はタバココナジラミによって媒介されるため、栽培終了時に、ウイルスを保毒しているタバココナジラミを「野外へ出さない、次作につながない」対策が最も重要です。
このため、当課、市、JA熊本うきと連携して、トマト栽培終了時期となる6/22~26と7/6~10の計2回、ハウス密閉処理の徹底を図るため、現地調査を行いました。
管内の計183名の全ハウスを関係者で巡回し、作業中の生産者に対しては、調査の趣旨を改めて説明しながら、密閉処理の徹底について指導を行いました。また、不在の生産者に対しても、密閉処理のポイントを記載した「密閉処理確認票」をハウスに貼付し、防除対策の周知・徹底を図りました。
加えて、本年度は野外でのトマトキバガの発生が昨年度よりも多いため、収穫終盤のハウス内において発生を数件確認しています。そこで、「密閉処理確認票」には、新しく「トマトキバガ防除対策」の項目も盛り込み、発生が確認されたほ場については、防除対策の要点をまとめたチラシの配布も併せて行いました。
当課では、引き続き、関係機関と連携し、地域一体で病害虫対策に取り組み、施設野菜の生産安定を図っていきます。

2026年10月

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検討会の様子
青パパイヤ試験ほ場の現地検討

~猛暑に負けない!野菜産地の育成・強化(R8:Vol.2)~ 令和8年度第1回高温化対策検討会を開催

当課では、高温化対策に産地一体で取組むため、「宇城地域野菜の高温化対策会議」を設置していますが、今年度第1回目の「プロジェクトチーム検討会」を市町、JA、当課から計16名が出席して、7月15日に開催しました。
会議では、今年度設置する対策展示ほとして、①イチゴの花芽分化安定(株冷処理)、②ショウガの高温抑制(遮熱資材等)、③ナスの天敵を利用した微小害虫防除等の内容検討を行いました。また、「グリーンな栽培体系加速化事業」を活用して検証を行う④トマト、ミニトマト、メロンのコナジラミ類防除対策(LED誘引駆除機、黒色防虫ネット)、⑤抑制トマトの高温耐性品種の検討、⑥イチゴの花芽分化安定対策(育苗期の遮熱資材)についても、具体的な調査内容等の協議を行ました。
さらに、トマト・ウリ類のウイルス病を媒介するタバココナジラミ等の微小害虫やトマトキバガの管内発生状況とともに、6下旬~7月上旬に実施した⑦トマト栽培終了後のハウス密閉処理状況の結果を共有し、⑧トマト防除暦の検討も行いました。
会議後は、⑨青パパイヤの試験ほ場(麦のリビングマルチによる省力除草技術)で現地検討を行いました。青パパイヤは、本年度29戸が栽培試験に挑んでおり、すでに開花・結実が始まっており、8月下旬から収穫となる予定です。また、⑩局政策調整事業を活用し、販路開拓として飲食店等を巻き込んだPRなども今後計画しています。
引き続き、産地地域一体となって「野菜の高温化対策」に取り組んでいきます。

2026年8月

耐暑性新品種「ムーンライト」の根域調査を実施 ~猛暑に負けないカスミソウの安定生産に向けてVol.1~

日本一の栽培面積・生産量を誇る本県の宿根カスミソウにおいて、宇城地域は他産地とは異なり主茎を収穫した後に、側枝も収穫することで、県下最大の出荷量・販売額を誇っています。
この中で、宿根カスミソウでも、近年の夏秋期における高温の影響により、8月上旬から9月上旬に定植する作型において、定植後の活着不良や根痛みに起因する立枯れの発生や生育遅延に加え、枝の発生不良による収量の減少が課題となっています。
このため、昨年度から耐暑性新品種「ムーンライト」の導入に向けた試作を「JA熊本うき花倶楽部」と行っています。この一環として、6月9日に、品種特性の把握のため、宇城市三角町の圃場において、生産者・JA・農業革新支援センターと連携し、収穫終了後の根域調査を実施しました。調査の結果、「ムーンライト」は、既存2品種と比較して根が太く、より深く土壌へ伸長しており、活着不良の改善に向けた効果が期待されることが分かりました。試作した生産者からも、「立ち枯れもなく、品質・収量も既存品種と遜色ない」との意見がありました。
宇城地域では、今年度「ムーンライト」の拡大栽培試験や実需者との意見交換を計画しており、当課では、引き続き関係機関と連携して、新品種の導入・技術確立を図りながら、異常気象に負けない宿根カスミソウの安定生産を支援していきます。

2026年8月

栽培講習会の様子
令和7年度の展示ほ設置の様子

昨年度のショウガにおける高温対策試験結果を報告! ~高温化に負けない産地力の強化に向けて~

本県のショウガは全国第2位の生産量を誇り、中山間地域の「稼げる作物」の代表
的な存在です。特に宇城地域は、県内の栽培面積・生産量の5割以上を占める県内トップの産地ですが、近年は夏秋期の高温の影響により、収量・品質の低下が問題となっており、特に令和6年度は反収が平年の半分近くまで落ち込む結果となりました。
このため、昨年度から「宇城地域野菜の高温化対策会議」を設置し、ショウガでは遮光資材を展張する試験を開始しており、6月4日に開催されたJA熊本うきショウガ専門部会の講習会でその結果報告を行いました。当課からは、①葉焼けや生育不良も少なく、塊茎の肥大も良好で、遮光資材が有効だったこと、②今年度の試験では、遮光資材に加えて、BS(バイオスティミュラント)資材(※)の効果検証を行うこと、について説明を行いました。
生産者からは、「高温化で年々栽培条件が厳しくなっている。」「遮熱資材やBS資材の効果を詳しく知りたい。」などの声があがりました。このため、今年度の展示ほの結果についても、取りまとめ次第、生産者へ説明・周知する予定です。
当課では、今後も「高温化対策」に地域一体となって取組み、効果的な高温対策を早期に確立しながら、生産者の不安の解消と産地の安定生産に取組んでいきます。

※BS資材…植物や土壌に作用して植物の生理機能を高め、成長促進や環境ストレス耐性を向上させる農業資材

2026年8月

第1回新規就農者確保・育成対策会議

「第1回新規就農者確保・育成対策会議」を開催 ~安心して就農できる環境づくりを目指して~

宇城地域でも、担い手の安定した確保が喫緊の課題となっており、新規就農者の定着とともに、地域全体で就農者を育成する仕組みづくりが重要となっています。このため、関係機関で現状を共有し、担い手対策を検討するため、6月25日に今年度第1回目となる「新規就農者確保・育成対策会議」を開催しました。
今回は、特に新規就農相談会への参加に加え、新たに体験バスツアーの実施について話し合いを行いました。バスツアーは、当地域では初の試みですが、開催日・見学内容等を検討する中で、「地域のアピールポイントが重要」「就農する際の施設や農地を照会できる仕組みづくりが必要」等の意見が挙がりました。
当課では現在、新規就農者のハウス整備等の初期投資を少しでも軽減できる仕組みづくりのため、農業委員会の協力のもと、継承できる遊休ハウス調査を行っています。昨年度は11件の遊休施設があり、うち1件については、直前まで新規就農者へのマッチングが進んだところです。今年度も引き続き調査を行いながら、就農者に紹介可能なデータベースを構築し、安心して就農できる環境・体制整備を進めていきます。
また、会議では、新規就農者へのフォローアップや先輩農家との交流会等の今後の活動を共有し、様々な意見が飛び交い、関係機関の機運醸成も図ることができました。
当課では、会議で得られた意見等をもとに、引き続き、関係機関と連携し、地域全体で新規就農者を確保・育成する仕組みづくりに取組んでいきます。

2026年7月

~猛暑に負けない!野菜産地の育成・強化(R8:Vol.1)~ 「宇城地域野菜の高温化対策会議」を開催

宇城地域では、野菜の高温化対策に迅速に取り組むため、昨年4月に「宇城地域野菜の高温化対策会議」を立ち上げましたが、第2回目となる対策会議を関係者26名(生産者代表7名を含む)が出席して、5月21日に開催しました。
対策会議では、当課から、令和7年度の活動実績や展示ほの結果(7品目)、令和8年度事業計画に加え、青パパイヤの導入推進の取組みについて説明を行いました。
参加した生産者からは、「高温下でも花芽分化が安定するイチゴ品種を育成してほしい。」「トマトでは夏場に蜂が飛ばないため手交配を行っており、着花不良が見られる。単為結果性品種があるとよい。」「アスパラガスでは、秋の高温により茎葉から根への転流が少なく、年々春芽の収量が減少している。」「資材高騰によるコスト高対策についても、この会議で検討したい。」など、活発な意見・要望の発言がありました。
本年度は、プロジェクトチームでトマト・メロンのLED誘引駆除機によるコナジラミ防除、イチゴ育苗期の遮熱資材利用や株冷処理による花芽分化安定化、ショウガの遮熱資材による高温化抑制、青パパイヤの省力除草技術・販路拡大など様々な対策の検討を行う予定です。対策会議で出された意見を参考に、今後も「高温化対策」に地域一体となって取組み、宇城地域野菜の生産安定と産地力の強化につなげていきます。

2026年7月

会議の様子
宇城地域の取り決め事項

宇城地域「野菜関係病害虫対策会議」の開催 ~「出さない・つながない」対策を再確認~

当課では、5月21日にJAの各品目の部会長、市町、JAなど野菜関係者を参集し、宇城野菜の病害虫の重点対策を話し合う「野菜病害虫対策会議」を開催しました。
本会議は、トマト黄化葉巻病が本県で確認されて以降、地域でのまん延を防止するため、平成15年から毎年開催しています。今年産は猛暑の影響もあり、タバココナジラミの発生が平年より多く、トマト黄化葉巻病の発生が例年に比べて多い傾向となっています。
会議では、今後収穫終了を迎えるトマトを中心に、ウイルスを媒介するコナジラミ類、アザミウマ類の防除対策について協議を行いました。この中で、①栽培終了後のハウス密閉する「出さない対策」、②7月の1ヵ月間はトマトを作付けしない「つながない対策」の2つに重点をおいた防除対策の徹底を関係者全員で申し合わせました。また、県内各地で個体数が増加しているトマトキバガの防除対策の周知・徹底も併せて呼びかけることとしました。
今後、農業普及・振興課では、関係機関と協力して、全生産者の密閉処理の確認調査を行うなど、地域一体となった病害虫対策に取り組み、病害虫から産地を守るきめ細やかな支援を引き続き行っていきます。

2026年7月

スイートコーン現地検討会
サンマルクファーム収穫祭

国営基盤整備地区での高収益作物の導入推進(Vol.1) ~水田の裏作導入・高度利用に向けた機運が高まる~

宇城市では、現在、国営緊急農地再編整備事業(令和2年度~令和16年度予定)による基盤整備が進められています。当地区は用排兼用の水路で管理水位が高く、これまでは排水不良のため、水稲の表作のみの作付けが中心でした。このため、区画拡大と一体的に暗渠排水を整備し、水田の汎用化を目指す工事が行われており、当課では整備後の水田をフル活用するため、高度利用に向けた裏作となる小麦やブロッコリーなどの高収益作物の品目選定や栽培技術の確立に取り組んでいます。
5月11日にスイートコーン及び小麦実証ほ場において、農地整備課の主催による現地検討会が開催され、当課から作付け品種や生育状況等について説明を行いました。参加者からは、スイートコーンの詳細なデータや収穫後の水稲への影響、小麦の本格導入に必要な機械等の質問があり、裏作導入に向けた関心の高さがうかがわれました。
また、5月22日には地区内の浅川工区で農業参入した(株)サンマルクファームの小麦収穫祭が開催され、各種メディアで取り上げられるなど、宇城市のPRとともに、今後の面積拡大や地区内での農地の受け皿としての期待や関心も高まっています。
当課では、今後も生まれ変わる水田を活かした新たな品目の産地化や担い手育成の取り組みを推進しながら、「宇城版・水田営農モデルの確立」に取り組んでいきます。

2026年7月

宇城の青年農業者
課題設定会議の様子

宇城地方青年農業者クラブ連絡協議会通常総会の開催 ~活動テーマはクラブ員の増員・交流と情報発信~

5月13日に宇城地域振興局において、宇城地方青年農業者クラブ連絡協議会(以下、宇城4Hクラブ)の令和8年度総会が開催されました。総会には、クラブ員・関係者など約30名が参加し、昨年度の活動報告後、新役員を決定し、新規クラブ員紹介が行われ、2名の新クラブ員を迎えて、新年度の新しい一歩を踏み出しました。
今年度の宇城4Hクラブは、①クラブ員の増員に注力する、②農業を楽しく行うためにクラブ員同士の情報交換を積極的に行う、③活動内容を積極的に情報発信し、多くの人に4Hクラブを身近に感じてもらう、の3点を重点目標に掲げ、様々な活動に取り組んでいくことにしています。総会後には、早速、独自に連携を深めている地元の社会福祉協議会からの事業紹介とともに、複雑な課題を抱える相談者への農作業体験などの協力依頼がありました。
また、総会後には、クラブ員の経営力向上と課題解決を目的としたプロジェクト活動の「課題設定会議」を実施しました。会議では、「病害虫や異常気象への対応を知りたい」などの課題が挙げられ、担当普及員が栽培状況を丁寧に聞き取りながら活発な意見交換が行われました。農業普及・振興課では、今後もクラブ活動を力強く支援し、将来の宇城農業の中心を担う農業人材の育成に取り組んでいきます。

2026年6月

研修会の様子1
研修会の様子2

「宇城地域鳥インフルエンザ防疫研修会」を開催 ~GWの職員不在を前に局内の危機管理を徹底~

高病原性鳥インフルエンザが発生した場合、速やかに防疫措置を講じることが極めて重要です。特に、管内で発生した場合は地域対策本部の拠点としても、農林部のみならず、他部局からの応援が必須となります。このため、ゴールデンウィークにはいる前の4月23日(木)に「宇城地域鳥インフルエンザ防疫研修会」を開催しました。
本研修は、宇城地域振興局及び果樹研究所の職員を対象に、毎年人事異動後の年度当初に実施しているものです。今年度も多くの職員に参加してもらうため、午前・午後の2部構成とし、あわせて約70名が受講しました。
研修では、高病原性鳥インフルエンザの発生状況、本県で発生した場合の防疫対応、さらに管内で発生した際の体制図やそれぞれの役割について説明を行い、初動対応の重要性について理解を深めてもらいました。また、県内初の多良木町で発生した豚熱についても触れ、家畜防疫全体としての危機管理意識を共有しました。
出席した職員の約3割が殺処分等の防疫作業に従事した経験がないことから、農業普及・振興課では、万が一の発生時に迅速かつ的確な対応ができるよう、今後もより具体的な実地演習などを実施しながら、初動体制の強化に努めていきます。

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