宇城エリア

宇城地域は宇土市、宇城市、下益城郡を所管しており、有明海と八代海に挟まれた海岸島しょ地域(宇土半島)、八代海に面した平坦地域及び九州山地の中山間地域と大きく3つの地域に区分され、異なる立地条件を生かした多彩な農業生産活動が展開されています。
海岸島しょ地域においては、不知火類や温州みかんをはじめとする柑橘類や洋ラン等の生産が行われ、平坦地域では、トマト、メロンなどの施設野菜やれんこん、米等が生産され、酪農等の畜産も営まれています。なかでも、柑橘類、鉢物類(洋ラン)、しょうが、れんこん、柿などの生産量は県内上位を占めており、県内における有数の農業地帯です。

このエリアに関するお問い合わせはこちら

県央広域本部 宇城地域振興局 農業普及・振興課

〒869-0532 宇城市松橋町久具400-1

電話:0964-32-5090

FAX :0964-32-0373

宇城エリア普及現地情報

アーカイブ

2020年2月

電気柵設置作業

モデル地区でイノシシ対策実践

宇城地域の柑橘産地では、集落ぐるみの話合い活動を「鳥獣害防止対策」2地区と「農地集積加速化」3地区で進めています。
今回は、「えづけSTOP!鳥獣被害対策事業」を実施している宇土市古屋敷地区において、活動を行いました。
この地区は、温州みかんとデコポン栽培が盛んな地区ですが、高齢化と担い手不足の問題があります。しかし、行動力と農家の絆が強くなれば、イノシシの被害は減らせることを実証するため、イノシシの潜み場所である防風樹の下枝刈りとデコポン園に入れない正しい電気柵の張り方を勉強し、共同作業を行いました。      
作業は楽しく行われ、意識共有され、集落全体で取り組む機運が高まっています。農業普及・振興課では、今後もイノシシから守れる樹園地づくりの拡大に向けて支援していきます。

2020年1月

収穫祭の様子
クラブ員が生産した農産物の一部

農産物を直接消費者へ!4Hクラブ収穫祭の開催

12月7日に「道の駅うき」(宇城彩館横)にて、消費者との交流及び4HクラブのPRを目的に、宇城地方青年農業者クラブが農産物販売会「宇城うき収穫祭」を開催しました。
テント内にはクラブ員が生産したイチゴやミニトマト、花苗、柑橘、い草加工品をはじめとした豊富な種類の農産物が並びました。
さらに、収穫祭では、チラシやポスターを作製し、4Hクラブの活動を知っていただくとともに、自ら生産した農産物のこだわりや栽培時の苦労等を紹介しながら、消費者との交流を楽しんでいました。
多くの来客と売り込みの効果もあり、用意していた農産物のほとんどを完売することができました。農産物を直接消費者に購入してもらうことで、クラブ員の自信にも繋がり、これからの営農へのモチベーションをより一層向上させる良い機会となりました。
当課では、今後もプロジェクト活動等、様々な活動を通して、クラブ員の資質向上の支援に取り組んでいきます。

2020年1月

市場での展示の様子

「いい夫婦の日」にはカスミソウを!

熊本県と関係機関では、日本一の出荷量を誇るカスミソウのさらなる需要拡大を図るため、「いい夫婦の日(11月22日)にはカスミソウ。」を合言葉に、毎年11月に様々なイベントを行っています。そこで、JA熊本うきと当課では、11月15日に、大阪府の(株)JF鶴見花きにおいて、「いい夫婦の日」に向けたカスミソウの展示や販促活動を行いました。
展示では、白のカスミソウ以外に、ピンク、青、紫に染色したものを用意したところ、多くの買参人の注目を集めていました。また、販促活動として、仲卸の店頭をお借りしてカスミソウの販売を行ったところ、その日のうちに完売することが出来ました。
農業普及・振興課では、今後も関係機関と連携して、栽培技術の向上だけでなく、カスミソウの消費拡大に向けた取り組みについても支援していきます。

2019年12月

予冷施設の竣工式の様子
栽培の様子

新鮮なイチゴを消費地へ

JA熊本うき苺専門部会では、54戸、約12haでイチゴが栽培されています。平成25年から品種統一の検討を開始し、本年は品種を「恋みのり」に統一して生産されています。
イチゴ栽培の省力化と安定生産のため、平成29年度にパッケージセンターを整備し、利用が進んできました。本年11月27日にはパッケージセンター横に管内全域で生産されたイチゴが入る大型予冷施設が完成し、コールドチェーン(低温流通体系)で消費地まで新鮮なイチゴを届ける体制が整いました。
パッケージセンターの稼働は12月中旬からで、本格的な出荷が始まっています。
農業普及・振興課では、今後も産地の維持発展のため、支援していきます。

2019年12月

草地畜産研究所での研修会の様子
小倉原牧野視察の様子

宇城地域放牧利用組合視察研修会の開催

宇城地域放牧利用組合は、宇城地域の繁殖農家15戸で構成され、放牧利用等による生産費軽減など肉用牛の生産振興に積極的に取り組んでいます。
放牧利用組合では、12月6日に熊本県農業研究センター草地畜産研究所(阿蘇市)及び小倉原(おくらばる)牧野(高森町)において視察研修会を行いました。草地畜産研究所では、これまでの放牧に係る試験研究成果と現在研究中のAIやICTを活用した放牧監視システム及び放牧衛生管理について研修し、組合員からは、繁殖管理や放牧牛の位置情報を知る監視システム等に質問が寄せられました。その後、今年から新たに放牧を開始している小倉原牧野にて、放牧地内の給水施設やテキサスゲート(注1)、放牧地の状況等の確認を行いました。
組合員の放牧への意欲は高く、当課としても来年度の放牧へ向けた牧柵整備や放牧条件整備に向けた意見交換等を継続して実施し、放牧推進に向けた支援を今後とも行っていきます。
(注1)人は通れるが、放牧牛が牧野外に出ないために出入り口に設置する格子状のゲート。

2019年12月

八女のブランドみかん産地化視察研修

集落ぐるみの話合いで地域活性化

宇城地域の柑橘産地では、担い手の高齢化や後継者不在等に伴う労働力不足の解消、最近話題となっている鳥獣被害(特にイノシシ被害)を軽減していくため、集落ぐるみの話合い活動を進めています。
本年度は、宇土市(古屋敷・古場田地区)と宇城市(里浦地区、底江地区)の3地区で農地集積の加速化、古屋敷地区では鳥獣被害対策もセットで活動を進めています。
7月には、各地区に推進員会を設置し、先進地研修を皮切りに活動を開始しました。福岡県八女地区の基盤整備とブランドみかんの早期産地化、本県芦北地域での基盤整備と集積及び新たな品種導入と産地化、玉名市天水町のイノシシ被害対策の事例等を研修しました。
今後は、地域営農・農地集積計画の策定に向けて活動していく予定です。

2018年12月

地域営農法人が新規参入を支援!

宇城市小川町の地域営農法人「農事組合法人宇土割営農生産組合」は、農業担い手育成のための県認定研修機関に認定され、研修生の受入を行っています。これまで、4名の新規参入就農者が誕生しています。
今年も6月に研修を終えたT氏が新規参入者として就農しました。受入農家でもある法人代表の斡旋でハウス付きの農地を借受け、8月からトマト生産を開始しています。受入農家や先に就農した先輩の支援を受けながら、日々の農作業に頑張っています。
農業普及・振興課では、就農支援アドバイザーと連携して、研修受入れや青年等就農計画の作成及び農業次世代人材投資事業の活用などの就農支援を行ってきました。これからも、定期巡回等による技術指導など、営農確立に向けた支援を継続していきます。

2018年11月

天敵利用技術の向上を目指して

JA熊本うき胡瓜(きゅうり)専門部会では、ウイルス病を媒介する微小害虫対策として、スワルスキーカブリダニと土着のタバコカスミカメが天敵として導入されています。これまで、マニュアルを用いた天敵利用講習会や温存植物の活用方法について情報提供を行ってきました。現在では25名の部会員のうち約半数が天敵を利用した防除を実践しています。
天敵として低コストで利用できるタバコカスミカメ単独での利用が多い状況ですが、微小害虫の防除効果を高めるため、定着・増殖が安定しているスワルスキーカブリダニとの併用を推進しています。
そこで今年作では、効果実証のためタバコカスミカメのみ利用と、2種を併用の効果の違いについて調査をしています。
今後は、これらの調査結果を通して天敵利用のポイントを整理し、天敵利用技術のさらなる向上を図ります。

2018年10月

県内JA初!生姜部会がJGAP認証取得

JA熊本うき園芸部生姜専門部会が、県内JA初となるJGAP団体認証を取得しました。生姜専門部会は部会員数139名、栽培面積は68haで、出荷数量の77%が特別栽培生姜で出荷され、特別栽培に取り組む生産者のうち48戸でJGAPの認証を取得しました。
昨年6月からGAPに関する研修を始め、役員検討会や全体説明会、生産施設の巡回等を生産者、JA、普及が一体となって進めてきました。1月には役員や青年部を中心とする23名がJGAP指導員基礎研修を受講し、指導員資格を取得するなど、生産者自らも体制の基礎固めに努力されました。
審査は7月6日から3日間行われ、8月9日付けで認証書が発行されました。 
今後、15ヵ月以内に維持審査を受けるため、さらに勉強会等を開催するとともに、部会全体への拡大を推進していきます。

2018年9月

指導農業士と語る!

宇城地方指導農業士連絡協議会の総会が、6月13日に宇城地域振興局で開催され、29年度の実績や30年度の計画等を協議しました。また、今年度から4組の方々が新規に普及指導協力委員となられ、総会に先立ち委嘱状の交付も行いました。
総会終了後の研修会では、「指導農業士の役割」について、農業普及・振興課の岩本課長の進行で参加者全員のフリートークを行いました。「研修生の受入等を通じた担い手育成」や、「普及組織等からの情報を地元へつなぎ、地域を育てる役割がある」など熱い思いが語られました。
さらに、全国や県等の功労者表彰を受けられた会員やOBを囲んで、宇城農業経営同友会と合同で開催された情報交換会は大いに盛り上がりました。
当課では、指導農業士と連携を強化し、担い手の育成や地域活性化に取り組みます。

2018年8月

大規模営農法人での小麦栽培支援

宇土市の大規模営農法人「(農)走潟」では、一層の経営安定を図るため、初めて約10haの小麦を栽培しました。法人の小麦の安定生産に向け、当課では作業時期に合わせて生産ほ場の巡回指導を行ってきました。また、JAと協力して法人を含む地域の生産者を対象に、播種前講習会や現地検討会を開催しました。こうした指導に基づく管理が実を結び、5月末には無事に収穫が行われました。
基本的な栽培管理を確実に行う法人の姿は、栽培1年目ながら地域の模範となり、熊本県麦作共励会に推薦され、収穫前の5月17日に行われた現地審査で、生育状況やほ場管理状況の確認が行われました。
法人では今後も小麦栽培面積を拡大する計画です。当課も栽培技術指導や作業効率化に向けた助言を引き続き行い、法人の面積拡大と経営安定化を支援します。

2018年7月

来季に向けて!カスミソウ反省会を開催

5月16日に、JA熊本うき花倶楽部主催による宿根カスミソウ反省会が開催され、普及・振興課からは、昨年行った低濃度エタノールを用いた土壌還元消毒の実証結果について説明を行いました。
宿根カスミソウの重要土壌病害である萎凋細菌病は、根に沿って地中深くに存在するため、ピクリン等による薬剤消毒を行っても、ほ場によってはその効果が不安定な場合がありました。そこで、土壌の深層部まで消毒効果が期待される低濃度エタノールを用いた土壌還元消毒の実証試験を実施したところ、これまで萎凋細菌病により株枯れが激発し、ほとんど採花が出来なかったほ場において、その発生をほぼゼロに抑えることが出来ました。
普及・振興課では、今後も現地検討会等を通じてさらなる周知に努め、管内での普及を目指していきます。

もっと過去の普及現地情報についてはアーカイブで年を選択してください。

アーカイブ

エリアカテゴリ