認知度UPを!みなまた茶のブランディング支援
管内の茶生産者は、近年の価格低迷に加え、大産地(知覧茶、八女茶等)との競争などにより大変厳しい状況にあります。今後、みなまた茶が生き残っていくためには、認知度の向上が急務と考えます。
そこで、当課では関係機関と連携し、例年の生産指導に加え、今年度から新たに、局政策調整事業及び県単事業を活用して、”みなまた茶のブランディング支援”を開始しました(以下取組①~⑨)。
①コンセプトの策定…「環境へのやさしさ」、「ライフスタイルの充実」、「魅力ある地域資源との共生」
②ターゲット層の策定…20~30代のライフスタイルを重視する女性
③共通ロゴマークの作成…和紅茶とセットとなるデザイン
④リ―フレット・カードの作成…茶殻をすきこんだ紙を使用した紹介資料
⑤ロゴを活用した資材の作成…ハッピ、金太郎飴、ガチャガチャの導入等
⑥地元漫画家とのコラボ…茶袋パッケージデザイン、テーブルクロスの作成
⑦地元企業とのコラボ…ライスレジン®※を使用した商品の開発
⑧ギフトセットの作成…みなまた茶・和紅茶 全13種類、透明急須のセット
⑨商談会等への出展…SMTS2024、FOODEX JAPAN2024等
来年度からも、次なる策としてみなまた茶のプロモーション強化に着手するなど、生産者・関係機関と一体となって引き続き取り組んでまいります。
※ バイオマスレジン(水俣市)が製造する、お米を使用したプラスチック