県南広域本部管内食品表示講習会を開催しました
9月29日に管内の食品関連事業者を対象に食品表示に関する講習会を開催しました。食品表示は消費者が安全・安心な食品を判断し購入するために重要な情報であり、食品関連事業者は食品表示法で定められた基準に従って表示を行う必要があります。今回の講習会には、食品メーカーやスーパー、物産館の担当者10名が参加されました。
講習会では初めに、あさりの産地偽装問題を受けての産地表示ルールの厳格化や、アレルゲンの義務表示に「くるみ」が追加されたこと等、食品表示制度の直近の重要な改正点について説明しました。その後、農産物漬物類、菓子類、弁当惣菜類等の各表示ルールについて説明した後、表示の間違い探しや表示ラベルの作成演習を行い、参加者の理解を深めました。
質疑応答では、アレルゲンや添加物に関する表示ルールの細やかな部分についての質問があり、参加者からは、適正な食品表示について学ぶ有意義な機会となったとの声がありました。
当課では引き続き、講習会や店舗での巡回調査等を通して、随時改正される食品表示基準の周知、管内の食品表示の適正化を推進し、食品の安全性、消費者の選択の機会の確保につなげていきます。