安全でおいしい食べ物を食卓へ ~食品表示巡回調査・指導を行いました~
11月~12月にかけて球磨地域管内の物産館、直売所11店舗を対象に、食品表示(品質事項)の巡回調査・指導を行いました。本調査は、食品表示法に基づく食品表示の適正化を図ることを目的として行うものです。
各店舗では、生鮮食品と加工食品(ア.弁当・惣菜類、イ.菓子類、ウ.農産物漬物類、エ.乾燥野菜・果実類)の名称、原産地や原材料名、消費期限、製造者等の表示状況について調査しました。いくつかの店舗では、連絡先の表示が一部抜けていたり、地元産のために原産地の表示が抜けていたりと不適切な表示が見受けられたため、各店舗の担当者に、県が発行している「食品表示ガイドブック」を交えて正しい表示方法について説明を行いました。また、販売店から農家や加工業者へも適切に表示を行うようアドバイスをしていただくとともに、販売前に再度表示を確認していただくようお願いしました。1月には指摘事項があった店舗に2度目の巡回を行い、適正な表示へと改善されているか確認する予定です。
当課では引き続き、講習会や店舗での巡回調査等を通して、県南地域の豊かな農畜産物が消費者に正しく選択されるよう食品表示の適正化に取り組んでいきます。