地区の農地は効果的な電気柵でガッチリ!パート2 ~電気柵設置講習会を開催しました~
山都町田小野地区では、シカ等による農作物被害が発生していることから、県単のえづけSTOP!鳥獣被害対策事業を活用し、正しい鳥獣被害防止対策を学び、効果的な電気柵の設置を目指しています。これまで地域点検マップの作成、先進地視察研修を行ってきましたが、今回は、実際に電気柵を設置するにあたり設置講習会を開催しました。
講習会には地区から30名以上の住民が集まり、シカ用の電気柵(5段張り)の設置方法について、電気柵メーカーである末松電子株式会社の説明を受けました。電線を設置する高さ、電線を留める碍子の設置方法、放電を起こさない電線のつなぎ方等について説明を受けた住民からは、「これまでの認識が違った」といった意見も出され、設置に関して気になっている点を中心に多くの質問がされていました。
田小野地区では、これから各工区に分かれ、約70haの農地に電気柵を設置する予定です。また設置後には、被害状況や誤った設置がされていないかを巡回して確認するなど、被害防止に向けた取組みを継続して行っていく予定にしています。農業普及・振興課としましても、地区の被害低減に向けこれからも支援を行っていきたいと思います。