茶摘みと茶製造の体験活動支援を行いました
山都町の茶業は、160戸の生産者が158haで生産され、年間62トンが出荷される県内有数の茶産地です。
山都町の清和小学校では、茶の産地としての理解醸成と地域の魅力に触れ親しんでもらうことを目的に、茶摘みと手もみによる茶製造の体験活動を、小学1、2年生児童を対象に実施されています。農業普及・振興課では、活動の支援を通じ、教育機関との連携によるお茶の魅力体験活動を実施しました。
はじめに、小学校の先生から、矢部茶のペットボトルの茶は地元の茶葉からいれていることの説明を行い、児童の興味を惹かせました。その後、当課から茶葉にはいろいろな種類があること、すべての種類が同じ茶葉から作ることができることを説明しました。また、校庭のどの樹が茶の樹か、どのような色の茶葉を摘んでいいのかを説明をし、児童に茶摘みを体験してもらいました。茶摘みや手もみによる茶製造を体験した児童からは、「とても楽しかった」などの感想が寄せられ、一生の思い出となる貴重な体験になったと思われます。
近年は、地域の指導者の高齢化やコロナ禍により活動を中止していましたが、今回の再開により児童が地域の魅力として茶に触れたことによって、日々の生活の中で茶を飲むことに興味を持ってもらえたらと思います。
農業普及・振興課では、教育機関との連携活動に対し、これからも積極的に支援を行っていきます。