米の食味コンクールで重点指導地区が上位入賞
鹿本地域は良食味米の産地として知られており、米の食味と産地力向上を目的に、JA主催の「これぞ!一番米コンクール」が開催されています。
5年目となる今年は「ヒノヒカリ」42点、「くまさんの輝き」28点、「森のくまさん」18点と計88点の出品がありました。
一次審査では食味計測器※による分析により上位8点を決定し、11月9日に二次審査として、実食による食味官能試験を実施しました。当課では審査が公平かつ正確に行えるよう、炊飯準備の段階から試験方法の指導や評価方法の説明を行いました。
二次審査まで残ったサンプルは例年にないほど食味の評価が高かった中、当課が毎月生産指導を実施してきた中山間モデル地区の(農)岳間の杜の「くまさんの輝き」が部門2位を獲得しました(審査結果は2月公表予定)。また、出席した部会役員からは「年々、地域全体で米のレベルが上がってきている。我が家の米も食味向上のためにできることはないか考えるきっかけになった。」との声も聞かれるなど、意欲の高まりが感じられました。
当課では引き続き、良食味米生産に向けた支援を行っていきます。
※ 食味計測器 (ケット社AN-820):タンパク含有率、アミロース値、水分等から食味評価値を点数化する。