菊池地方4Hクラブ員が踏み出した農業経営改善の第一歩
菊池地方4Hクラブは、単位クラブの解散等による存続の危機を乗り越え、若手農業者が集う組織へと24名が第一歩を踏み出しています。
農業普及・振興課では、菊池の次世代の経営者を育成できるよう、従来の親元就農だけでなく、新規就農者や雇用就農者も対象として勧誘活動を強化し、自ら経営を実践する集団への再編を行ってきました。
今回、当課では、クラブ員の経営者としての企画・実行力を高めるため、クラブ員による「企画書作成→定例会で協議→実行」の仕組みづくりを提案したところ、①6/23環境制御技術(農研センター)、②8/1ネット販売やIT技術活用(玉名)、③8/2稲WCSの活用(八代)、3つの企画研修を実現させることができました。参加したクラブ員は、「自分たちの企画を実現できたことでクラブ活動のモチベーションが上がるとともに、自らの農業経営を振り返る良いきっかけになった。」と話しています。
今後も、菊池の次世代の経営者を育成していくため、7月の農業経営をテーマとした「ニューファーマー研修会」に続き、「経営改善ミニ講座」を3回程度開催予定です。