肉用牛経営の働き方改革を目指して
JA菊池では、サラリーマンと同等の労働条件を目指して、約30年前から、肉用牛経営の定期的な休暇確保を目的に、定休型ヘルパー組合が活動しています。
11月26日に、JA菊池のヘルパー組合など九州管内の肉用牛定休型ヘルパー組合の主催で、畜産農家をはじめ関係者約400名参加のもと、定休型ヘルパーサミットが菊池市泗水町で開催されました。サミットでは、JA菊池から「ヘルパー組合の概要及びヘルパーからの就農事例」の紹介のほか、大分県や長崎県の組合から事例発表が行われました。
ヘルパーは、畜産経営OBや一般企業を退職された方、大分県では地域おこし協力隊の方等多種多様ですが、どの組合もヘルパー確保が課題になっています。
農業普及・振興課では、肉用牛経営の安定に向けて、定休型ヘルパー組合を就農希望者の働き場、技術習得の場としての活用も視野に支援を行っていきます。