被災農地(人吉市)の土壌調査結果を情報提供
令和3年9月から令和4年2月にかけて、農業革新支援センター及び農業研究センター生産環境研究所の協力により、甚大な被害を受けた人吉市の被災農地(中神、大柿、小柿、七地地区)18ヵ所のほ場で土壌調査を行いました。
先に調査を行った中神、大柿、小柿地区について、営農を再開される農家の方々への結果の周知と、営農再開への助言指導を行う目的で、人吉市農業振興課だより「みのり4月号(3月配布)」を通じて情報提供することとしました。掲載原稿については、農業革新支援センターの助言指導をいただきながら、人吉市と協議して作成しました。
土壌調査の結果、特別な土壌改良対策等が必要な圃場は見られませんでしたが、作土が浅かったり、礫が多く見られた圃場があったことから、被災農家の方々に留意していただきたい点を「営農再開時のポイント」として分かりやすくまとめました。
農業普及・振興課では、今後も、令和2年7月豪雨からの復旧・復興に向けて、地域に寄り添った支援策を講じていきます。