球磨エリア

球磨地域は人吉市、球磨郡を所管しています。県の南東部に位置し、九州山地に囲まれた盆地であり、中央を東西に貫流する球磨川の沿岸に広がる水田地帯と、周囲には畑地帯からなる中山間地帯及び山間地帯からなっています。水稲をはじめとした土地利用型作物や茶・葉たばこ等の工芸作物、野菜、果樹、さらには、酪農、肉用牛等多彩な農業生産が営まれています。中でも、葉たばこ、茶、クリ、モモは、県下1位の生産量を誇っており、二条大麦、ホウレンソウ、夏秋キュウリ、酪農も県における有数の産地です。なお、最近では球磨焼酎原料用としての多収穫米や、薬用作物等の栽培も行われています。

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県南広域本部 球磨地域振興局 農業普及・振興課

〒868-8503 人吉市西間下町86-1

電話:0966-24-4129

FAX :0966-24-4144

球磨エリア普及現地情報

アーカイブ

2020年2月

くねぶ搾汁作業

「くねぶ」の特産化への取り組み

五木村では、幻の柑橘「くねぶ」の地域特産化に向け、五木村農林水産物協議会(事務局:五木村農林課)、道の駅五木、球磨農業普及・振興課(村駐在員)がワンチームとなって、生産、加工、販売促進に取り組んでいます。
主な取組み内容は、〈生産面〉苗の配布・生産組合の設立・栽培講習会開催・集荷及び代行収穫、〈加工面〉一次加工(搾汁)・商品開発・セミナー開催、〈販促面〉販売・PR・商談活動です。
今年は裏年でしたが、集荷、代行収穫の徹底により、何とか1tを超える果実の集荷ができ、12月中旬には県アグリビジネス総合研究所(八代市鏡町)で搾汁作業を行いました。
今後も、「くねぶ」の生産拡大、農家の収益向上を目指し、様々な活動を展開していきたいと考えています。

2020年1月

現地検討会の様子
講習会の様子

露地ナスの収量安定化に向けて

球磨地域では、4月から11月にかけて夏秋露地ナスが栽培されています。栽培面積は約3haと規模は大きくありませんが、露地ということもあり初期費用が少額で済むことから新規で取り組みやすい品目です。
4年前からは、より安定した収量実現を目指し、課題であった排水対策の徹底を推進してきました。その結果、平均収量は取組前(H27)の6.9t/10aから本年度8.4t/10aと増加しています。しかし、本年度作は青枯れ病が例年に比べ多くみられたため、来年度作に向けた講習会では、ほ場の移動や土壌くん煙剤の施用など土壌病害対策を重点的に説明しました。
今後は、新規作付者への重点指導など産地維持に向けた取り組みも行っていきます。また、ナス部会の反別収量目標である10tを目指して産地一丸となって支援していきます。

2020年1月

受賞されたたんぼのチカラ研究会の皆様

多良木町のお米が九州チャンピオン2連覇

令和元年11月23日に、菊池米ブランド推進協議会主催の第3回九州のお米食味コンクールin菊池が開催され、九州各地の140自治体から1,168検体が出品される中、多良木町の米が昨年に引き続き、自治体部門で優勝、個人総合部門でも金賞(1名)、特別賞(6名)を受賞するなど多良木町の米が高い評価を受けました。
多良木町では平成29年度から米のブランド化を図るため、地方創生事業(しごと創生深化プロジェクト)を活用し、『たらぎ田んぼのチカラ研究会』を立上げ、専門家による指導を受けながら米の食味評価を高める活動を行っており、今回の受賞につながりました。
球磨地域は良食味米の産地として知られていますが、今後も多良木町の取組を参考に米の食味向上を球磨地域全体に広げていきます。

2020年1月

検討会のようす
審査で使用する茶器

なるか!?『球磨茶』の日本茶大賞受賞!?日本茶アワード検討会開催!

球磨地域では『球磨茶』の地域団体商標登録を目指し、『球磨茶』のPR活動を行っています。その活動の一環として、日本茶アワード2019(※)へ『球磨茶』名義で5点出品を行いました。
今年度は惜しくも入賞には至りませんでしたが、次年度の入賞に向けて、去る12月27日(金)に生産者・JA・経済連・県農業革新支援センターと検討会を行い、出品した茶と上位入賞した茶を飲み比べました。上位の茶は、「香りが違う」、「火入れが絶妙」等の感想が出ており、上位の茶の実力を直に感じることができました。
球磨地域では『球磨茶』名義以外で2点入賞を果たしており、入賞した生産者からも入賞するためのコツ等の話を伺い、出席者で共有しました。
農業普及・振興課では今後も、『球磨茶』の日本茶アワード上位入賞に向けて支援していきます。
(※)消費者目線で茶を審査する品評会

2020年1月

各地域の郷土料理を並べて意見交換

食の名人が地域の食の技披露

宇城・県南3地域及び天草地域では、毎年、『くまもとふるさと食の名人』が郷土料理を持ち寄り、互いの食の技や活動状況を交換して地域間交流を図っており、今年は球磨地域において、「ふるさと食の技交換会」を開催しました。
当日は、球磨地域の食の名人3名が、栗料理や牛乳豆腐、猪肉のうま煮など、地域産物を用いた郷土料理を披露し、各地域から集まった食の名人から調理方法等について質問が飛び交うなど、大いに盛り上がりました。
試食会では、各地域の特徴ある料理が45種類並び、料理のコツなど意見交換をしました。また、各地域の活動紹介では、互いに刺激を受けた様子で、今後の活動の充実に繋がるものとなりました。
来年は宇城地域での開催が決定しており、今後も名人同士の交流を図りながら郷土料理伝承に向け支援していきます。

2019年12月

秋ズッキーニ(ハウス栽培)
着果の状況

部会初、目標販売金額1億円を突破!

球磨地域でJAくまズッキーニ部会が発足(平成30年2月)し、2年目のシーズンを終了しようとしています。
本年は、3月から定植する春作と8月から定植する秋作を合計すると、約12ヘクタールで作付けがなされました。
台風の影響により、秋ズッキーニ(露地栽培)の一部で枝折れ等による被害が発生しましたが、ハウス栽培導入割合の増加などにより、年間を通して収量・品質は向上しました。そして、部会の目標であった「売上金額1億円」を11月中旬に達成することができました。
現在、メインとなる春作・秋作のズッキーニは終了しましたが、越冬タイプの栽培が新たな取り組みとして、小面積ではありますが始まっています。
今後も、産地一丸となって、地域の特産野菜として更に生産・販売額が増えるよう支援していきます。

2019年12月

女性の参加でずんずん進む!「球磨栗」PR活動

球磨地域は熊本県内最大のクリ産地で、JAくまクリ部会女性部においても、各種イベント時にクリかき氷や焼き栗販売等を行い、地域団体商標取得に向けて「球磨栗」認知度アップに努めています。11月21日には、「えづけSTOP決起集会」(鳥獣被害対策の普及啓発研修会)に合わせて、今後の女性部活動の参考とするため、県内他産地のクリPRイベント、クリ育種の方向性と試食宣伝方法やクリを獣害から守るために女性ができることなどについて研修を行いました。
渋皮が容易に剥皮できる「ぽろたん」を利用した一般家庭での簡便なクリの食べ方や食味の良い「美玖里」の簡単クリペースト製造法、女性の力で獣害から守ることのできる圃場に変えた事例発表など熱心に耳を傾けていました。
「共販で高値がつかない品種は価値の無いものとして考え、他品種に更新していたがPRに活用する視点が欠けていた」「人が〇〇してくれないと不平を言う前に自分にできることを見つける」など、女性部の今後の活動や改善点につながる意見交換が部員間で積極的に行われました。

2019年12月

多くの来場者が新そばを試食
石臼挽きの体験

五木村産新ソバPRイベント

五木村農林水産物協議会(事務局:五木村農林課)主催により、令和元年産新ソバの試食会が12月5日に道の駅五木で開催されました。
五木村では、古くから焼畑農業(コバサク)でソバが栽培され、伝統食として親しまれてきました。現在も7戸、1.9haで栽培され、本年産はここ数年で最高の作柄となりました。
今回のPRイベントは、より多くの方に五木村のソバのことを知ってもらおうと企画したもので、当日は村内外の200名を超える方々に新ソバを味わってもらいました。
「太麵の田舎ソバに懐かしみを感じる。」「新ソバの香りがとても良い。」「どこに行けば食べられるのか?」などの感想や質問をされる方もおり、非常に興味を持って頂きました。
農業普及・振興課では、村内での作付推進および栽培管理指導を行うとともに、五木村産ソバを提供できる村内飲食店を増やしていくことを目標に、村や道の駅と一体となり、さらなる地産地消を進めていきます。

2019年12月

粘着板の取り付け作業

害虫の発生を予察し早期防除

球磨地域では、今年の2月から管内を4ブロックに分け、計7か所で主要害虫(コナジラミ類、スリップス類、アブラムシ類、ハスモンヨトウ)の発生予察調査を実施しています。この調査は、近年問題となっているウイルス病対策をはじめ、営農指導に携わるメンバーが調査に参加し、自ら状況を把握することで、適期防除に対する意識の向上を図ることも目的としています。
この調査により、害虫の増減を予測するとともに、予察情報を市町村及びJAの園芸担当者に提供することで、早期防除に役立てています。本年産の春メロンでは、アブラムシの初期発生を捉え、早期防除を行えたので、大きな被害は認められませんでした。
今後も関係機関と連携しながら予察調査を継続し、各品目の安定生産に寄与していきたいと考えています。

2018年12月

「加工用ホウレンソウの播種始まる」

球磨地域では、約50haにわたり加工用ホウレンソウが作付けされています。通常の青果用とは大きく異なり、45cmほどの規格まで成長させてから収穫し、管内の工場で冷凍ホウレンソウに加工され、出荷・販売されています。
本年も9月より播種作業がスタートしました。例年、10月以降の播種割合が多いため、3月以降に出荷が集中し、加工場の処理能力を超えるなどの問題が生じていました。そうした状況を改善し、出荷の平準化を図るため、本年は出荷時期ごとの平均単価が見直されました。その結果、これまで消極的だった9月播種の面積が約15ha増加し、積極的な播種時期の分散に繋がりました。
これから1月まで播種作業が続きますが、農業普及・振興課では安定した生産・出荷ができるよう、支援していきます。

2018年11月

「夏作飼料作物の現地検討会」開催

球磨地域は、県内でも有数の酪農・肉用牛生産地域であり、多くの畜産農家が自給飼料生産に取り組まれており、地域に適した品種の選定が課題となります。
農業普及・振興課では、球磨地域における夏作飼料作物の品種特性と生育状況を確認し、優良品種選定の参考とするため、らくのうマザーズと共同で展示ほを設置しており、去る8月24日に生産者、関係者を参集し現地検討会を開催しました。
現地検討会では、主要品目の飼料用トウモロコシを16品種ほか、夏牧草等28品種の生育状況を34名の出席者で確認し、活発な意見交換が行われ、有意義な検討会となりました。
また、併せて、春作飼料作物の展示ほの結果を報告しました。この検討会で得られた知見をもとに、次作に活用していただけると幸いです。

2018年10月

「クリ収穫ネット設置研修会」開催

山江村、JAくま、農業普及・振興課では、村内農家対象に「クリ基礎講座」を昨年から開催しています。今年は8月9日に第4回目として、傾斜地園の労力軽減を目的に「収穫ネット設置」の実習を行いました。山江村の傾斜地クリ園に早朝から集合した約30名が、約三分の二に当る14aにネットを張りました。
作業は、2m幅のネットを果実がこぼれ落ちないように、水糸で10cm間隔で繋ぎ合わせ一面のネットにして行きます。
暑い中、足場の悪い傾斜地での作業でしたが、参加者は熱心にネットを縫い合わせていきました。作業が終わり、青毬を試しに落とすとスムーズに園下方まで転げ落ち、それまでの苦労を忘れたかのように歓声が上がりました。
今後は、ネットの効果検証(収穫労力等)と併せて、傾斜地モデル園として普及を図っていきます。

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