農業振興同友会冬期研修会開催
玉名地方農業振興同友会では、2月27日に冬期研修会を開催しました。当日は14名の会員参加(うち夫婦2組)のもと、会員である玉名市横島町の森川竜典氏(㈱イチゴラス)のイチゴ経営と本年度加入の丹生敏也氏のミニトマト経営の視察を行いました。
森川氏のほ場では、「淡雪(白イチゴ)」の生育状況を視察しつつ、力を入れられている輸出関連の取り組みについて説明を受けました。森川氏は9カ国に輸出しており、販売先を商社に極力頼らず、国の補助事業を活用して独力で開拓していることやその際の手法等、興味深い話の数々に参加者からも質問が次々と出され、活発な意見交換が行われました。
次に丹生氏のほ場では、ミニトマトの経営概況に始まり、新たな取り組みとしてスイートコーン栽培を始めたことやそれを利用した加工への取り組みも検討していること、キノコの菌床を使ったたい肥生産のこと等について話していただきました。丹生氏のハウスには摘葉した葉等の残渣がほとんど見当たらず、整然と管理されたハウスの状況に参加者は感心しきりでした。
農業普及・振興課では、今後も同友会の円滑な運営を支援していきます。