若手茶生産者グループ「あまくさ茶SUISEI」の設立及びあまくさ茶飲みくらべセットの販売を開始!
天草地域は、現在、専業で茶を生産・販売されている生産者は3戸のみとなっています。しかし、厳しい茶業の情勢のなか、この3戸の生産者には、すべてに若い後継者がいます。これまで、コロナ禍の影響で集まる機会がありませんでしたが、農業普及・振興課の呼びかけで10月に意見交換会を開催し、3人で天草のお茶の販売促進に取り組んでいくことが決まりました。
11月には、若手茶生産者グループ「あまくさ茶SUISEI」を立ち上げ、第一弾として「あまくさ茶SUISEI」3人の緑茶飲みくらべセットの販売を決定しました。まずは、商品を手に取ってもらうため、目を引くデザインが必要ということになり、3人のお茶を「あまくさ茶」として販売していくためのロゴマークの作成と包装のデザインを地元印刷会社との検討を重ね3カ月をかけて完成させました。
そして、3月1日から、『「あまくさ茶SUISEI」特選緑茶飲みくらべセット』を「天草とれたて市場」において数量限定で販売を開始しました。当日は、3名で試飲販売会を開催し、試飲した方からは美味しいと好評を得ており、グループの意欲向上につながっています。今後は、第二弾の新商品販売に向け、今年のお茶の生産製造が行われます。農業普及・振興課では、「あまくさ茶」の振興のため、更なる支援を行っていきます。
※「あまくさ茶SUISEI」の由来
栖本製茶工場の『SU』、井上製茶の『I』、清水製茶の清の『SEI』の頭文字から名付けました。