天草エリア

天草地域は上天草市、天草市、天草郡を所管しています。熊本県の西南部に位置し、大矢野島、上島、下島の三島をはじめ大小120余りの島からなる海岸島しょ地域であり、地域全体が中山間地域となっています。また、年平均気温は16.4℃と県内でも高く、温暖な気象条件を活かした特色ある農業が展開されており、早期水稲、不知火類や河内晩柑等の果樹、レタス等の野菜、トルコギキョウ等の花き、天草大王や天草黒牛等多様な農畜産物が生産されています。また、新規作物としてオリーブ等の導入が進められています。

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天草広域本部 農林水産部 農業普及・振興課

〒863-0013 天草市今釜新町3530

電話:0969-22-4262

FAX :0969-22-5054

天草エリア普及現地情報

アーカイブ

2020年2月

天草地域の野菜関係者が集結

天草地域冬野菜販売対策会議の開催

天草地域の冬野菜の本格出荷に合わせて、11月28日に「天草地域冬野菜販売対策会議」を開催しました。
当日は、管内3JAの生産者代表や取引市場ら約百名が参加し、主要4品目(レタス、ミニトマト、イチゴ、スナップエンドウ)の販売方針を協議しました。
本年度は前年のアンケート結果をもとに会議内容を見直し、品目別分科会の充実を図りました。分科会では、情勢報告や現物査定を行い、市場等の消費者サイドと産地側との熱心な意見交換が行われ、例年以上の盛会となりました。
参加者からは、「コンパクトで内容の濃い会議で良かった」「天草全体での野菜会議として今後も続けてほしい」等の意見が寄せられました。
今後も当課では、関係機関の連携強化を支援し、天草産野菜のブランド力を高め、産地力の強化を推進します。

2020年1月

作業前の説明
人工授精の体験

天草初!牛の人工授精研修会開催

肉用牛繁殖経営における人工授精の失敗は、多額の損失につながるため、人工授精技術の習得が重要です。
天草地域は、繁殖経営体が多く、近年若手生産者の参入も続いています。若手生産者からは、「自分で人工授精できるようになりたい」という声が聞かれます。そこで、天草では初めての試みである牛の人工授精研修会を開催しました。
当日は、天草家畜保健衛生所から講師をまねき、受講者に対してマンツーマンで技術指導を行いました。人工授精の正しい流れや、注意すべき点、各手順の意味について再確認でき、受講者からは「マンツーマンで、しっかり技術指導を受けることができて良かった」等の声が聞かれました。
天草管内では、他の生産者からも牛人工授精研修会をやってほしいという要望も出ていることから、今後もこの取り組みを継続し、管内生産者の繁殖成績向上につなげていきたいと考えています。

2020年1月

キュウリ農家との個別面談
トルコギキョウ農家との個別面談

経営指導と技術指導が一体となった個別面談の実施

平成29年度から当課で取り組む、重点普及計画「次世代の稼げるあまくさ農業の確立」における活動として、経営分析に基づく個別面談会をJAに青色申告の代行記帳を委託しているキュウリ農家3戸、トルコギキョウ農家7戸を対象に実施しました。
面談では、初めにJAあまくさの担当者が農業経営支援システム(JA熊本中央会)分析結果について説明を行い、次に当課から経営分析から見える経営上の課題について、3年間の損益計算書から収入の増減や経費の増減の内容を確認しながら、対策について具体的なアドバイスを行いました。また、農家から今後の経営方針について聞き取りを行い、新しく導入する技術に係る経費などを確認しながら、所得の向上につながる方針となっているかなどの検討を行いました。
経営担当と技術担当が一緒に行う面談は、経営上の課題・問題点に対する具体的な指導ができ、面談を受けた農家からは「今回の面談で自分の経営について別な角度で考えるきっかけとなった。」との声もあり、効果の高い面談となっています。
今後も農家所得の向上が図られるよう経営指導と技術指導が一体となった活動を実施していきます。

2020年1月

栽培技術等について意見交換

「天草果樹を一つに」合同研修会初開催!

天草地域には、JAあまくさ・JA本渡五和・JAれいほくの3つの農協があります。しかし、近年、農協間での栽培技術にバラツキがみられ、カンキツにおける品質や収量に差が出ています。
そこで、営農指導員、部会員の技術交換を図り、地域全体の栽培技術の向上と平準化を目的に、天草地域加温デコポン合同研修会を10月18日に開催しました。
当日は、生産者や関係機関ら40名が参加し、当課の取組紹介及び優良園地の視察を行いました。視察では、栽培管理におけるポイントや土壌水分目視計の活用方法等について説明を行い、農協の隔てなく活発な意見交換を行うことができ、天草ワンチームに向け一歩前進することができました。
今後も「天草果樹を一つに」をキーワードに屋根掛け栽培・露地栽培まで本取組を拡大していく予定です。

2019年12月

天草とれたて市場創業祭(平成31年4月)
道の駅上天草さんぱーる創業祭で認知度調査に投票する消費者(令和元年11月)

天草黒牛、地域内認知度ギューっ(牛)とUP!

天草地域では、平成25年から天草黒牛ブランド推進協議会が主体となり、天草黒牛のブランド化に取り組んでいます。
しかし、これまでの協議会の活動では、地域内向けのPRが不十分であり、地元消費者の認知度が向上しないという問題がありました。
そこで、昨年からは認知度向上を目的に、地域内イベントでの認知度の調査とPR活動を充実させてきました。2年目となる今年は、直売所創業祭等のイベントに複数出店し、PR活動を行いました。
その結果、今年度の地域内認知度は52%(前年比+6%)となり、過半数を超える結果となりました。
本取組開始以降、地域のイベントからの出店依頼や、JAの畜産部会の支部が主体となりイベントに出店することが増えており、畜産関係者の中でも「もっと消費者にPRをしていこう」という機運が高まっています。
今後も、地元消費者を巻き込んだ活動を展開し、チーム天草で、他産地のブランド牛と競合できるよう活動していきます。

2019年12月

原料をミキサーに投入する様子
完成したTMR(左)・現地検討会で現物を手に取る参加者ら(右)

地域内のTMR製造拠点整備へ大きく前進~デモ製造・現地検討会の開催~

天草地域では、肉用牛へのTMR給与に対する機運が高まっています。
しかし、現在、地域内にはTMR製造拠点はなく、地域外に製造を委託しており、輸送経費がかさむことが問題となっています。
そこで、将来の製造拠点整備の第一歩として、11月11日・12日にJAあまくさ河浦ライスセンターで、デモ製造を実施しました。
当日は、原料を混合する「ミキサー」や、整形・梱包する「コンビラップ」等の機械をレンタルし、約5tのTMRを製造しました。
11月12日には、畜産農家や地域営農法人・関係機関を対象に現地検討会を開催し、参加者からは、機械や作業の流れ・TMRの品質に高い関心が寄せられました。(参加者:約65名)
今年度は、関係機関において「3年後の管内製造拠点整備を目指す」という合意形成もできつつあります。今後も地域一体となってTMRの普及を図るため、引き続き支援していきます。

2019年12月

生産者を交えた検討

天草大王販売促進への取組

天草では、天草大王の生産量・販売量の増加に取り組んでおり、今後の販売量増加には新たな取組みが必要とされています。
そこで、高品質肉鶏推進協議会(事務局 養鶏農協)を中心に、生産者全員が参加し、販売促進研修会が9月6日に開催されました。当日は地鶏の販売戦略等について、地元を固めることや、ネーミング統一の重要性について、外部講師から講義を受けました。その後、生産者を交えたグループで検討を行いました。生産者からは、「熊本空港での販売スペースを増やしたい」、「飲食店が利用しやすい加工品を作りたい」等の意見が出ました。その結果、今後も新メニュー開発に向け、引き続き検討を行うことになりました。
当課は、販路拡大に繋がるこの取組みを引き続き支援し、天草大王の販路拡大を目指します。

2018年12月

キュウリ農家の所得向上を支援する取組み

当課では、JAの技術指導・経営指導担当とともにプロジェクトチーム(以下PT)を組み、キュウリ農家の所得向上支援に取り組んでいます。
PTでは、7月に14戸の農家に対して個別面談を実施し、収量や販売金額の目標設定とその達成に向けた各農家の栽培計画を策定しました。
またPTでは、各農家を個別に巡回し、栽培計画に基づいた定植や収穫作業及びハウス内の温度・湿度などの栽培管理チェックと指導を行っています。8月から10月の巡回時には、かん水管理やウイルス病を媒介する微小害虫対策の指導を重点的に行い、初期生育の重要性を周知しました。
当課では、今後も本取組みを継続することで、農家自らの「気づき」、「考え」、「実践」を促し、儲かる農業の加速化を図っていきます。

2018年11月

~未来へつなげカンキツの島“あまくさ”~

天草柑橘産地の維持発展のために、柑橘園地の基盤整備・園地集積等を推進する講演会を8月31日に開催しました。 
講演会は、天草農業活性化協議会果樹部会が主催となり、管内果樹生産者を中心に140名の参加がありました。
講演内容は、農地整備課による「天草地域における果樹園地基盤整備について」と、(株)不動岩果樹園代表取締役社長立山誠一氏による「基盤整備と私の経営」と題した基調講演が行われました。   
真剣に聞き入る参加者からは、「糖度を上げるコツは?」「幼木の育成法は?」など多くの質問があり、基盤整備の関心の高さがうかがえ、「これからのみかん作りに大変参考になった。」等好評でした。
当課では、生産者の基盤整備意欲に火が付いてるうちに、担い手への農地集積と併せてスピード感を持って関係機関と協力して推進していきます。

2018年10月

土壌水分状態を「見える化」し、合格率UP

近年、加温不知火類栽培では、秋期の高温多雨の気象に対応した水分管理が難しく、果実糖度が低い傾向にあります。このため、当課では昨年度、土壌水分目視計設置園を設け、生産者に適正水分状態を見えるようにしました。その結果、果実糖度の上昇効果が得られ、他の生産者も興味を示したことから、今年度は展示ほを11か所に増設しています。
目視計は、破損しやすいことや測定部を土壌と密着させること等に注意する必要があるため、当課とJA指導員で設置しました。今後は目視計の記録を生産者が行い、その記録と果実分析の結果をもとに、かん水のタイミングや量を指導していくこととしています。
また、当課では各ほ場の土壌に適した水分量の指標作成に取り組む等、土壌水分状態を「見える化」することにより、デコポン合格率向上を図っていきます。

2018年9月

iPadで「見える化」 ~夏場の牛のSOS~

今夏も暑熱により乳量が減少する等、酪農家における暑熱対策は年々重要度が増しています。そこで、当課では暑熱対策指導にタブレット端末(iPad)の活用を開始しました。
一般的に牛に対する暑熱ストレスは、温度と湿度から得られる「THI」という指標を用いて、ストレスの程度を判断しますが、算定式が複雑なため、これまでは現地で示すことができませんでした。
このため、今年から現地でiPadを用いて「THI」を計算し、暑熱ストレスの程度の「見える化」を図っています。酪農家からは「牛へのストレスの程度が一目で分かり、今後の暑熱対策の改善が行える」という意見が聞かれました。
夏場の牛のSOSを現地でICT等を活用し「見える化」することで、対策の改善につながりました。今後も指導を継続し管内での暑熱被害ゼロを目指します。

2018年8月

魅力発信!あまくさ晩柑フェア2018

みなさん、「あまくさ晩柑」をご存知ですか?「あまくさ晩柑」とは天草地域で生産された河内晩柑のことです。全国2位を誇る熊本県の河内晩柑生産量のうち、62%が天草地域で生産されています。
これまで当課では、晩柑の酵素剥皮技術導入を機として、本渡商工会議所等と連携を進め、3年前から晩柑を用いたスイーツや料理を提供する「あまくさ晩柑フェア」を開催しております。
本年度も6月中旬から7月末まで、「あまくさ晩柑フェア2018」が開催され、プレイベントとして試食会が行われました。参加店28店舗39商品の中から、工夫を凝らした商品が多数並び、多くの報道関係者も訪れました。
当課では、あまくさ晩柑フェアを通した特産品PRや地域振興のための活動に取り組み、地域が主体となって活動できるよう支援を行っていきます。

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