あまくさ晩柑の安定生産に向けて~剪定研修会の開催~
天草地域は県内有数の中晩柑産地であり、「河内晩柑(あまくさ晩柑)」については県内1位の生産量(県内シェア約65%)を誇ります。
3月16日に、天草農業研究所でJAの指導員を講師として、管内の果樹技術員(15名)を対象に河内晩柑の剪定研修を開催しました。果実外観向上のための剪定方法の検討や低樹高化による省力化について確認を行い、技術員同士で意見交換を行いながら剪定を進めていきました。また、管内で導入が進んでいる、わい性台木を用いたヒリュウ台「河内晩柑」の剪定も行うことで、導入推進に向けて特性の理解を深めることができました。剪定は、カンキツの年間栽培管理の中でとても重要な作業となるため、講師を務めた技術員には多くの質問が寄せられ、充実した研修会となりました。
当課では引き続き、あまくさ晩柑を含めた中晩柑の安定生産に向けた取組を実施していきます。