JAグループ初!トルコギキョウ立毛品評会開催
農業普及・振興課ではJAあまくさと連携し主要品目であるトルコギキョウのプロジェクトチーム(以下、PT)を立ち上げ、産地の維持及び発展に取り組んでいます。
トルコギキョウの品質は収穫前にほ場内で行う枝・芽整理(以下、芽整理)の適期実施が一つのポイントであり、この芽整理技術の高位平準化が産地の課題となっています。PTでは個別面談や集団指導の場で芽整理技術の指導を行ってきましたが、その取組状況を評価する機会がありませんでした。そこで、芽整理の実施状況を評価するための立毛品評会を実施しました。
トルコギキョウにおける立毛品評会は、県内のJAグループでは前例がなく、審査基準等もPT内で作成し、12月14日に生産者9名のほ場で審査を行いました。この審査結果は生産者にとって芽整理実施状況を客観的に確認するものとなり、PTにとっては技術習得以外の要因も芽整理の実施状況に大きく影響していることに気づかされるものとなりました。今後はこの結果を全体会議や個別面談の場で生産者と共有していく予定です。
当課では引き続きトルコギキョウ品質の高位平準化に向けた取り組みを進め、消費地から選ばれる産地づくりを支援していきます。