集落営農組織における高収益作物(抑制カボチャ)現地検討会開催
天草地域の集落営農組織では、経営力強化の一つとして高収益作物の導入と定着を図っています。中でも抑制カボチャは有望な品目であり、令和5年度は6組織において約5Ha栽培されています。
しかし、栽培技術が安定しておらず、令和4年産の生産量は営農組織間で大きなバラツキがありました。また、集落が離れていることもあり、お互いの圃場等を見ることや交流する場もない状況でした。
そこで、栽培技術の向上と産地の活性化を図るため、令和5年9月12日に集落営農組織が一同に会した現地検討会を開催しました。
今年度栽培されていない営農組織も含め、7組織から21名の参加がありました。「農事組合法人芹生の郷ての」の圃場において、今後の栽培管理や実際の作物を見ながらの質疑が多くあり、非常に活気ある検討会となりました。
また、検討会の合間には営農組織の生産者同士でお互いの栽培状況等の意見交換も行われました。今後もこのような合同の検討会をぜひ開催して欲しいとの意見も多く、集落営農組織の経営力向上のため、引き続き支援して参ります。