低濃度エタノール土壌還元消毒の取組み ~土壌還元消毒効果向上に向けて勉強会を開催~
JA熊本市トルコギキョウ部会(3戸)では、令和6年度にジャパンフラワー強化プロジェクト推進事業(国)を活用して低濃度エタノールを使った土壌還元消毒に取組みました。初年度は、立枯れ症状発生割合を40%から5%程度まで低下させることができただけでなく、令和7年度の継続的な取り組みにより立枯れ症状発生率の5%維持につながりました。このことから、部会では低濃度エタノールを使った土壌還元消毒を今後も継続して取り組む方針が定まりました。
そこで、この手法をより効果的に実施できるよう、5月27日に日本アルコール産業から講師を招き勉強会を開催しました。勉強会では、当課から過去2年間の取り組みについての報告を行ったのち、日本アルコール産業(株)から低濃度エタノールを用いた土壌還元消毒の適正施用方法について講演いただきました。出席者からは各ほ場の土壌条件に合わせた具体的な施用方法や、大雨による冠水被害後の対処をいかに実施するかなどさまざまな質疑応答がなされ、今後の取組みに活かせるよう適正な技術手法の理解がより深まりました。
今回得た手法を現場に活かすことで、立ち枯れ症状発生割合が低く推移し単位面積当たりの生産数量が高位安定することが期待されます。
当課では引き続き、トルコギキョウ生産が安定して行えるよう、生産者への技術的な支援を進めていきます。