植木町合志川流域地区の地域農業を守り、未来へつなぐ農事組合法人「吉松グリーンファーム」が発足
熊本市北区植木町の合志川流域地区では令和元年5月に農地集積加速化事業の集積促進地区の指定を受けました。翌年4月に営農改善組合が発足して以来、貸し手・借り手の間で農地の利用調整に精力的に取り組まれてきました。令和3年の総会で「地域の農地は地域で守る」の理念に則って法人化の協議開始を決議されました。その後、令和5年2月の法人化検討委員会、令和5年8月の法人化発起人会を経て、令和5年10月6日の設立総会で組合員106名による農事組合法人「吉松グリーンファーム」が発足しました。地区は水田、畑地帯で稲作とスイカやナス等を中心とした施設園芸が中心ですが、今後は法人によるWCS、大豆、及び麦類の作付拡大を図り、全員参加を基本とした経営に取り組まれます。法人名には、“合志川流域・吉松の地域農業と緑を守る”の決意が示されています。
当課では引き続き、新規作物の栽培技術指導や機械導入に係る事業の取組支援等、法人運営の安定に向けた支援を行っていきます。