「加工用ホウレンソウの播種始まる」
球磨地域では、約50haにわたり加工用ホウレンソウが作付けされています。通常の青果用とは大きく異なり、45cmほどの規格まで成長させてから収穫し、管内の工場で冷凍ホウレンソウに加工され、出荷・販売されています。
本年も9月より播種作業がスタートしました。例年、10月以降の播種割合が多いため、3月以降に出荷が集中し、加工場の処理能力を超えるなどの問題が生じていました。そうした状況を改善し、出荷の平準化を図るため、本年は出荷時期ごとの平均単価が見直されました。その結果、これまで消極的だった9月播種の面積が約15ha増加し、積極的な播種時期の分散に繋がりました。
これから1月まで播種作業が続きますが、農業普及・振興課では安定した生産・出荷ができるよう、支援していきます。