鳥インフルエンザ発生に備えた演習等を実施
球磨地域では、10月~11月上旬にかけて万一の悪性家畜伝染病(鳥インフルエンザ)発生に備え、以下のように関係者での打ち合わせ・防疫演習等を実施しました。
・9月~10月 総務、防疫支援、支援センター、現場事務所の農業普及・振興課各担当者への個別研修会
・10月28日 支援センター防疫演習
(農林部、保健所、市町村担当者)
・11月 2日 現場事務所班のレイアウト確認、動線確認等
・11月 4日 消毒ポイント班・通行規制班の防疫演習
(農林部、土木部、警察、建設業協会)
球磨管内の養鶏場は7市町村に計32農場が点在しており、中には道路の狭い山奥に位置する養鶏場が数か所あることも特徴の一つです。また、鹿児島県・宮崎県との県境付近には養鶏場が点在しており、鳥インフルエンザウイルス侵入のリスクは高いものと危機感を抱いています。
11月から鳥インフルエンザの重点警戒期間となり、発生しないことが望ましいのですが、今後も関係者への打ち合わせや研修会等を逐一実施し、万が一の発生に備えていきます。また、城南家畜保健衛生所とも連携し、養鶏場での飼養衛生管理基準遵守状況の確認、防疫対策強化の呼び掛け等、鳥インフルエンザ発生リスク低減にも取り組んでいきます。