2023年のエリア普及現地情報

2023年1月

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RTKドローンの大麦用除草剤(粒剤)散布
後付け自動操舵装着トラクタの耕起作業

RTKを活用したスマート農機実演会[中山間地域向け]の開催

相良村川辺地区及び高原台地にて、RTK(リアルタイムキネマティックの略)を活用したスマート農機実演会を、11月30日に農業技術課と共催で開催しました。RTKとは測量に使用する技術で、電子基準点や基地局設置による補正情報を活用することでGNSS(全球測位衛星システムの総称)よりも精度の高い位置情報を得られ、農機での作業誤差が数cmになるものです。そのため、高齢者や農業を始めたばかりの人でも正確な作業が簡単にでき、その後の作業効率も上がるメリットがあります。
今回は認知度向上のため、RTKを活用した①ドローンによる麦除草粒剤散布、②後付け自動操舵装置装着トラクタによる耕起作業を実演しました
予めほ場をマッピングすることで、ドローン散布の自動飛行や散布圃場の間違いを防ぐことが可能です。実演会では、飛び地のほ場を含めた5か所に連続で粒剤散布と、既存トラクタに後付け自動操舵を取り付けた、自動での直進・旋回・耕起を行いました。
当日は、相良村の生産者や関係機関等を含め約30人の参加があり、参加者からはRTKを活用した農機に興味を持たれ質問等も多く、RTKスマート農業への理解を深めたところです。
今後も、スマート農業の認知・利用拡大に向けた取組みを行っていきます。

2023年1月

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経産牛の部 審査講評の様子
経産牛の部 グランドチャンピオン

第41回熊本県乳牛共進会で球磨郡勢が躍進

令和4年11月20日、第41回熊本県乳牛共進会が熊本県家畜市場(大津町)で開催されました。
 新型コロナウイルスの影響により3年ぶりの開催となった本大会には、球磨地域から酪農家7農場と南稜高校より15頭が出品されました。
未経産牛の部では、第1部で大王牧場(人吉市)のDFDチーフ アンナ エコー号、第3部で村田牧場(錦町)のスマイリー ビユーテイー バツクフリツプ カーリー号の2頭が名誉賞首席を受賞。経産牛の部では、第8部で椎葉牧場(錦町)のインテンシヨン クラツシユ デイア号、第9部で田口牧場(錦町)のタグチ チツプ スイート号、第12部で林田牧場(あさぎり町) のスターク バーデイー BモントレラET号の3頭が名誉賞首席及びベストアダ―賞を受賞と、全11部門中5部門で球磨地域が1位を取得しました。
さらに、各部のグランド・リザーブチャンピオンにおいても、
(未経産牛の部)
リザーブチャンピオン:村田牧場 スマイリー ビユーテイー バツクフリツプ カーリー号
(経産牛の部)
グランドチャンピオン:林田牧場 スターク バーデイー BモントレラET号
リザーブチャンピオン:田口牧場 タグチ チツプ スイート号
以上の3頭が受賞し、球磨地域出品牛の躍進が目立つ大会となりました。
農業普及・振興課では、地区大会も含めて、今後も賑わいのある共進会の開催となるように支援してまいります。

2023年1月

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有田耕一代表による事例発表
受賞者記念撮影(最前列左から2,3人目が有田夫妻)

全国優良畜産経営管理技術発表で最優秀賞を受賞

令和4年度全国優良畜産経営管理技術発表が、公益社団法人中央畜産会の主催で、11月25日に都市センターホテル(東京都千代田区)で開催され、球磨地域から肉用牛一貫・酪農の複合経営を営む株式会社有田牧場(代表取締役有田耕一氏、錦町)が出場しました。
この大会は、畜産経営の優秀な事例をたたえるとともに、その成果を生んだ経営管理技術を広め、畜産の振興を図るため、昭和61年度から開催される歴史ある大会です。
今大会では、全国から書類選考と現地審査により選出された8経営体の中から、最優秀賞4事例、優秀賞4事例を表彰。当日は、各経営体からの取り組み事例発表後、最終審査が行われ、(株)有田牧場は最優秀賞を受賞しました。熊本県勢の同大会における同賞の受賞は、平成7年度以来27年ぶりの快挙です。
(株)有田牧場は、育種価やゲノミック評価に基づく肉用繁殖雌牛の増頭や稲WCS、イタリアンライグラス等延べ約400haに及ぶ自給飼料の生産などが特に優れているとして評価されました。
農業普及・振興課では、今回の優良経営体の取り組み事例を、今後の肉用牛・酪農経営の生産振興・普及活動に生かしてまいります。

2023年1月

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講師の武井弘一教授
講演会の様子

「球磨茶」を深く知る講演会を開催

「球磨茶」は、JAくまが地域団体商標を取得し、関係機関とともに生産振興とブランド力向上を支援しているところです。
今回、JAくま茶業部会出荷反省会開催に合わせて11月18日に相良村ふるさと館にてお茶生産者と関係機関を対象とした「『球磨茶』を深く知る講演会」を、県南フードバレーの事業を活用し県農業研究センターアグリシステム総合研究所との共催で開催しました。
講演は、琉球大学国際地域創造学部の武井弘一教授を講師に招き、『「求麻茶(くまちゃ)」とは何か -琉球で愛された銘茶-』という演題で、“江戸時代の人吉・球磨一帯で生産されていた「求麻茶(球磨茶)」が香り高いお茶として認知・評価され、琉球国で士族から庶民まで好んで飲まれていた”という史実を、歴史書や当時の絵画・写真などを基に結論づける大変興味深い内容でした。
武井教授は人吉市出身で、沖縄県に赴任されてから琉球と球磨地域との交流の歴史を知ったことがきっかけで「茶と琉球人」(岩波新書)を執筆されており、地元ならではの話を織り交ぜながら、「求麻茶」の魅力をご紹介いただきました。講演後には「琉球国へどれくらい輸出されていたのか」「当時の球磨地域で庶民も球磨茶を飲んでいたのか」など参加者から多くの質問があり、生産者も知らないお茶の歴史が「球磨茶」振興の非常に大きなPR材料になると感じました。
今後、まずは地元で一般の方々へ歴史や文化も含めて「球磨茶」をもっと知っていただくイベントを開催する計画です。

2023年1月

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4Hクラブ員意見発表
球磨地方4Hクラブ員

球磨地方青年農業者会議の開催

球磨地方青年農業者クラブは、現在13名の若手農業者で組織され、自分の経営や栽培方法を改善するプロジェクト活動に日々取り組んでいます。
去る12月1日に令和4年度球磨地方青年農業者会議が開催され、10名のクラブ員が農業経営への思いや、1年間取り組んだプロジェクト活動の成果を発表しました。
審査の結果、意見発表では錦町の税所万翔さん、プロジェクト発表では多良木町の針馬伸弥さんがそれぞれ秀賞に選ばれました。税所さんは、農業者を目指す仲間との交流の中で変化した思いや、稼げる農業に向けての目標等を、また、針馬さんはメロンの安定生産に向けた2番果着果技術の検討について発表しました。
また、本会議には地元の南稜高校生も参加し、日頃取り組んでいるモモやブドウのブランディングに向けたプロジェクトについて、今後の球磨地域の農業の担い手として力強く発表を行いました。
今回秀賞に選ばれた2人をはじめ、推戴されたクラブ員は、令和5年2月14日に開催される熊本県農業者会議で発表を行います。

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